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京都の商店街に学生がつくる「お化け屋敷」 立体音響演出も /京都

みんなの経済新聞ネットワーク 9月1日(木)21時10分配信

 三条商店街の旧「ステーショナリータケウチ」(京都市中京区)で現在、お化け屋敷「白藁(わら)人形の家」が行われている。主催は学生でつくる「京都お化け屋敷大作戦実行委員会」。(烏丸経済新聞)

コラボメニューの「イカスミブラック丼」

 今年で3回目となる同イベント。日本で初めて人体解剖を行ったといわれる三条の街にちなみ、ストーリーを作ったほか、立体音響を使った演出でリアルさを「体感」させるなど、恐怖感をあおることに重点を置いたという。

 発案者で同委員会代表の杉浦悠介さん(立命館大学映像学部3回生)は高校の文化祭の出し物でお化け屋敷をやったものの、思うようにならなかった経験から「質の高いものを作りたい」との思いを温めていたという。同時に「社会の役に立つ形で開催したい」と商店街を会場にする企画を練り上げた。

 協力してくれる商店街探しや学生スタッフ募集から始まり、三条商店街から許可を得ると、200軒もの店主にあいさつをし、企業に協賛のお願いをして回った。今回のストーリーも商店街の店主から聞いた話がヒントになったという。「今年『丹後王国食のみやこ』でお化け屋敷プロデューサーとして招へいされた時も地元の伝承を使ったコンテンツにした。土地にちなんだストーリーづくりは大切にしている」と杉浦さん。

 夏休み中の大学生は行動範囲が広いことなどから拡散はするが集客にはつながりにくい一方、高校生は拡散力も高く、実際の来場数も多いというアンケート結果を元に、SNSでターゲット広告を打つなどこれまでのノウハウの蓄積も活用する。

 商店街の理解も深まり、商店街内の「brother bakery三条店」の「わら人形くん」(カレーパン)や「丼丸 京の魚河岸三条店」の「イカスミブラック丼」などコラボメニューも4店から11店に増加した。3日にはフリーペーパーを配布するなどお化け屋敷の後に立ち寄ってもらえるように仕掛けも考えているという。

 1日に体験した親子連れは「5歳になる娘が楽しみにしていたので入場した。『来るよ来るよ』と思いながら楽しめた」と笑顔で話す。

 開催時間は12時~18時。入場料は500円。指定の時間内に入場できる整理券を配布する。配布時間は11時30分~、13時30分~、15時30分~。9月3日まで。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:9月1日(木)21時10分

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