ここから本文です

【巨人】田口、初10勝お預け…自身6連勝で止まる「悔しいです」

スポーツ報知 9月1日(木)6時7分配信

◆巨人0―4ヤクルト(31日・富山)

 巨人がヤクルトに完敗、首位広島とのゲーム差は今季最大の12に開いた。初の2ケタ勝利をかけて先発した田口は、初回にバレンティンに先制打を浴び、4回にも本盗で追加点を許すなど、6回2失点で7敗目。自身の連勝も6で止まった。打線は小川の前に5安打と沈黙し、今季9度目の完封負け。拙守も目立った。

 平凡な高いバウンドのゴロだった。6回2死、田口は西浦の打球を前進して処理。この日初めての3者凡退と思った瞬間、一塁への送球は二塁寄りにそれた。自らの失策から得点圏に走者を進められ、慌てて尾花投手コーチがマウンドへ。後続を抑えたが、攻撃への流れを作れずこの回で降板した。「チームが勝つことができなかった。悔しいです」。自身の連勝は6でストップ。2か月ぶりの7敗目を喫した。

 序盤から走者を背負いながら、6回2失点(自責1)。好投かもしれないが、20歳左腕は今季、主力に成長。求められるレベルは高い。打席では5回無死一塁で一塁線にバントをした際、小川の一塁送球がそれ、ベースカバーの山田の足が離れた。慌てて走り出すも、相手と交錯してアウト。最初から全力疾走していれば、際どいタイミングだった。尾花投手コーチは攻守のスキを断罪した。

 尾花コーチ「6回は初めて3者凡退かと思ったらエラー。あれでは流れはこない。バントも最初から全力で走らないと。ゆっくり走っているようではダメ。そういうところをきちんとやっていかないといけない」

 高卒3年目の今季は「2ケタ勝利、防御率2点台前半」を目標に掲げた。「菅野さんみたいに年間通して活躍できる投手になりたい」と高い意識を持ち、ここまで9勝7敗、防御率リーグ3位の2・45。7月以降6連勝中と好調だったが、直近の2登板は7回未満で降板。「自分が中継ぎの方を疲れさせてしまっている。長い回を投げて起爆剤になりたい」と強い気持ちで臨んでいた。

 由伸監督は以前、田口について「結果として成長している。ただ、まだまだやらないといけないことがある。(先発の)中心として期待している。(菅野、マイコラスとの)3人は一番勝てる投手だと思っている」と話していた。期待が大きいからこそ、この日の投球に「悪くはないけど良くはない」と厳しかった。

 攻撃陣も悪い流れをはね返せず、今季9度目の完封負け。広島とは今季最大の12差に開いた。「走者の出し方も自分のエラーもあった。チームを乗せられるような投球ができず悔しいです」と田口。2ケタ勝利目前で、大きな課題が見つかった。(片岡 優帆)

最終更新:9月1日(木)6時7分

スポーツ報知

スポーツナビ 野球情報