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小池都知事の豊洲移転延期発表に推進派猛反発 江東区長も不快感示す

スポーツ報知 9月1日(木)6時7分配信

 小池百合子都知事(64)の移転延期の発表を受け、豊洲市場への移転を推進してきた築地市場協会の伊藤裕康会長(81)は31日、都庁内で会見し、「すべての資産、能力をつぎ込んだ。今さら『ちょっと待った』と言われても、どうすればいいのか」と猛反発した。

 伊藤氏は「豊洲市場への移転延期再考の要望」と題した陳情書を持参し来訪したが、小池氏は不在で副知事に提出した。伊藤氏によると、豊洲市場の水産業関連だけで、2つの冷蔵庫棟やコンピューター設備などにすでに200億円以上の投資をしたという。「これまで都の方針に従ってやってきた。責任は都にある」と怒りをにじませたが、すぐに訴訟を起こさず、話し合いを進めるとした。

 一方、移転先の豊洲市場がある江東区の山崎孝明江東区長(72)は「都が区に事前相談や報告もせず、移転延期を一方的に公表したことは極めて遺憾。こうした物事の決め方は地方自治の根幹を揺るがしかねないものと危惧している」と不快感を示した。

最終更新:9月1日(木)6時7分

スポーツ報知