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旭大星が故郷の北海道巡業で感激、十両で2度目の勝ち越しを誓う

スポーツ報知 9月2日(金)9時3分配信

 旭川市出身の東十両13枚目・旭大星(26)=友綱=が1日、大相撲秋場所(9月11日初日・両国国技館)で十両2度目の勝ち越しを誓った。十両に復帰した名古屋場所では7勝7敗の千秋楽で敗れ、勝ち越しはお預け。8月の夏巡業で帰郷した地元・北海道では海の幸を満喫した。目標とする十両定着に向け、故郷で蓄えた力でスタートダッシュを仕掛ける。

 北の大地で力を蓄えた旭大星の表情にはエネルギーがあふれていた。「秋場所は絶対勝ち越したい」。十両7場所で勝ち越しは15年秋場所の一度だけ。北海道出身でただ一人の関取として戦い続けるが、十両定着の壁にぶつかっている。名古屋場所では「関取として夏の北海道巡業に行きたい」と気持ちが入りすぎ、初日から4連敗。だが、そこから巻き返して7勝8敗で十両残留を決めた。

 関取として凱旋した北海道巡業では笑顔が絶えなかった。8月19日函館市、20日苫小牧市、21日札幌市の3日間を満喫した。子供の稽古や、髪結い実演などにも参加し温かい歓声を浴びた。「やっぱり地元はいい」と自然に顔がほころんだ。空き時間には海の幸を満喫。地元の友人らと登別市に寄り「ウニ丼とあぶりトロサーモン丼2杯。あとイクラ丼のミニ。本当においしかった」とパワーを吸収した。

 帰京した30日から、秋場所に向け本格的に始動した。テーマは立ち合いで当たり負けして相手をいなしてしまう課題の克服。9月1日の稽古では東小結・魁聖(29)らと20番超。部屋付きの大島親方(元関脇・旭天鵬)からは「当たれよ! 1度前にがーんっと当たれ」と厳しい声も飛んだ。旭大星は「だいぶ当たれるようになってきた。ここからだね」と手ごたえを口にする。

 先場所と同じ轍(てつ)はもう踏まない。「スタートダッシュが大事。勝ち星が先行すれば気持ち的にも楽になる」。まずは十両定着。故郷に白星を届ける。(秦 雄太郎)

 旭大星託也(きょくたいせい・たくや)ってこんな人


 ▽生まれ 1989年10月18日。北海道・旭川市出身。旭川大高卒。
 ▽柔道 春光小2年時に始め、旭川大高に特待生で進学。得意技は小内刈り。
 ▽相撲 高校時代に先代・大島親方(元大関・旭国)から勧誘を受け入門。入門時は70キロと痩せていた。
 ▽好きな芸能人 NMB48の山本彩。
 ▽好きな歌手 加藤ミリヤ。好きな曲は大塚愛「金魚花火」。
 ▽趣味 筋トレ、ゴルフ。
 ▽サイズ 184センチ、140キロ。

最終更新:9月2日(金)9時3分

スポーツ報知