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小池都知事、築地に続き「五輪マネー」精査!ボート、カヌー会場など予算大膨張で

スポーツ報知 9月2日(金)6時5分配信

 東京都の小池百合子知事(64)は1日、2020年東京五輪・パラリンピックに向け都が整備する「海の森水上競技場予定地」(江東区)などの競技施設や選手村の予定地4か所を就任後初めて視察した。競技施設を巡っては建設費の大幅な高騰が問題になっており、「きっちりと精査し、大会組織委員会、国、都の分担を明確にする」と述べた。視察に先立ち、「都政の透明化」を目指す知事肝いりの「都政改革本部」が初会合。知事が選挙中から掲げてきた政策が本格的にスタートした。

 2日で都知事就任から1か月を迎える小池都知事が本部長を務める「都政改革本部」がスタートした。上山信一慶応大教授(58)をはじめ、外部から選任した専門家ら14人が特別顧問・参与・調査員として加わり、東京五輪・パラリンピックの費用負担や、情報公開のあり方などについて課題と改善策をまとめる。

 冒頭のあいさつ。都知事選中に出演したテレビ番組で「都知事就任後、1か月以内に何をするか」と問われて書いたというフリップを手に「1番目に『東京大改革の推進体制の整備』と書いた。都政改革本部はまさに、東京大改革の推進体制の整備。1か月以内でギリギリの時点で始められた」と満足げな表情を浮かべた。「有言実行でやる。都民との約束だ」と力を込めた。

 都政改革本部で精査の対象となる東京五輪・パラリンピックの費用負担。中でも問題とされているのが、現状、都が負担することになっている新設の恒久施設の工費高騰だ。ボート、カヌーで使用される「海の森水上競技場」は、2013年の招致時から約7倍の491億円に膨れ上がった。水泳で使用される「アクアティクスセンター」(江東区)は約2倍の683億円に。こうした高騰で都の施設に関する負担は計2240億円になる見通しだ。

 小池氏は会合後に早速、施設を訪問。「海の森水上競技場」予定地では、強風の中、10分ほど視察した。10月に本格的工事に着工し、18年3月に完成する予定。その後、「アクアティクスセンター」や「有明アリーナ」(江東区)を見て回った。

 「選手村予定地、ロケーションはつかめた。有明アリーナでは地中熱を有効利用して節約する工夫は確認できた」と収穫を語った小池氏だが、「それがコストにどうはね返るのか。それを精査し、組織委員会、国、都の分担を明確にしたい」と費用負担の再検討を示唆した。

 都政改革本部は東京五輪の開催経費について、9月末には中間報告をまとめる方針。前日31日には、公約に掲げていた築地移転の見直しについて、「延期」という結論を発表した。五輪施設についても、大胆な方針を打ち出す可能性もありそうだ。

最終更新:9月2日(金)6時5分

スポーツ報知

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