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【小倉2歳S】カシノマスト、九州産馬11年ぶりの平地重賞制覇へ元気いっぱい

スポーツ報知 9月2日(金)6時7分配信

◆第36回小倉2歳S・G3(芝1200メートル、4日・小倉競馬場)

 小倉2歳S(4日)で、カシノマストが、九州産馬としてテイエムチュラサン(05年アイビスSD)以来となるJRA平地重賞制覇に挑む。6週間の小倉開催で4走目とタフなキャプテントゥーレ産駒の長所を、現地で取材する吉村達記者が分析した。

 今週は小倉競馬場での取材。小倉2歳Sの滞在馬9頭のなかで、最も気になるのが6週間で4走目、さらに連闘となる九州産馬の鹿児島生まれのカシノマストだ。この日はダートコースをキャンターで2周。担当の関野助手は「元気いっぱいで、あまり楽をさせるのもどうかと思ってね。前走がダメージの残らない勝ち方だったから」と意欲的な調整の理由を説明した。

 一般的に九州産馬は他地域の生産馬に比べると能力が劣るといわれる。九州に超一流の種牡馬が少なく、北海道で人気種牡馬と種付けしても、九州での出産のため、繁殖牝馬に長距離移動を強いるリスクが生じる。

 ただ、カシノマストが重賞で通用するかと問われれば「する」と答えたい。九州産馬限定戦を除外となり、一般馬が相手の新馬戦で6馬身差の逃げ切り。続くフェニックス賞はオーバーペースが影響して2着に敗れたが、先週のひまわり賞で再び7馬身差の圧勝。ゴール前で流しながら、今回のメンバーで2番目となる1分9秒1で走破した点は高く評価していい。

 馬体の成長も頼もしい。「美浦に来た時は400キロだったけど、小倉に来る時は414キロ。前走でまた増えて420キロだったし、カイバ食いのよさが実になっている」と関野助手は力説した。

 非凡なスピードとタフさを併せ持つキャプテントゥーレ産駒なら、レース初の関東馬のV、コウエイロマン以来、18年ぶりの九州産馬の優勝を成し遂げても驚けない。(吉村 達)

最終更新:9月2日(金)8時49分

スポーツ報知

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