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【新潟記念】横山典、アデイインザライフでJRA全10場重賞制覇に挑む!

スポーツ報知 9月2日(金)6時5分配信

◆第52回新潟記念・G3(芝2000メートル、4日・新潟競馬場)

 サマー2000シリーズ最終戦の新潟記念(4日)で、横山典弘騎手(48)=美浦・フリー=が、アデイインザライフで史上4人目となる全10場重賞制覇に挑む。唯一重賞未勝利の新潟では18回騎乗して2着が4度。記録がかかった一戦に臨む心境を聞いた。

 新潟記念で史上4人目の全10場重賞制覇の記録がかかっていても、クールな受け答えは普段と変わらない。横山典は何度もこう繰り返した。

 「みんながそう言ってくれるのは、ありがたいことだけどね。自分のことは関係ないよ」

 騎乗するのはアデイインザライフ。14年皐月賞(16着)以来の重賞挑戦となる。

 「でっかい馬(前走の馬体重が560キロ)だよな。大きな馬は良い時と悪い時の差が大きい。この馬も非凡なエンジンに対してフレーム(馬体)がついてきていない面はある。“体を持て余している”感じかな」

 現状を冷静に指摘したが、デビュー2戦目の京成杯(3着)を含む3戦で手綱を執り、秘めた能力を感じ取っている。

 「それで1000万、1600万を連勝してここまで来るんだから能力は相当なもの。あとは夏場を使った馬もたくさんいるし、出来と完成度の差がどうか。ここでも通用する馬だと思っているし、楽しみだよ」

 自己条件の1000万を勝った2月以来の騎乗を心待ちにしながら、こう切り出した。

 「ダイワメジャーとか、新潟で多くの馬に乗せてもらった。だから思いのほか、時間がかかったなというのはあるよね。2着はいっぱい(18戦で4回)あるんだけどな」

 デビューから今年で31年目。通算2620勝を挙げたが、馬に対する思いは変わらない。

 「若い頃は、大きなレースで活躍して名前を売りたいとか、そういう気持ちもあった。でも今は自分のことは二の次だよ。自分より周りのこと、馬のこと。そういう思いは昔より強くなったように思う。もちろん、俺ができるだけの準備をして競馬に向かうのは変わらない。未勝利だろうが500万だろうが同じ。あとは馬が頑張ってくれる。それが結果として人馬の重賞制覇、(自身の)記録につながったら、もちろんうれしいよね」(聞き手・川上 大志)

 ◆JRA全10場重賞制覇 安田富男が96年に札幌スプリントSをノーブルグラスで勝ち、68年のデビューから28年4か月6日で達成。武豊は97年に函館3歳Sをアグネスワールドで勝ち、デビューから10年4か月27日で、藤田伸二が04年に小倉大賞典をメイショウバトラーで勝ち、同じく12年11か月7日で、それぞれ全場で重賞を勝った。

最終更新:9月2日(金)6時5分

スポーツ報知

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