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【巨人】亀井、9月反抗のキーマンだ!2日1軍合流 由伸監督の前で存在感

スポーツ報知 9月2日(金)6時5分配信

 巨人・亀井善行外野手(34)が1日、9月反攻のキーマンに名乗りを上げた。

 下半身のコンディション不良で2軍調整中だが、この日G球場で行われた2軍―3軍戦に2軍の「1番・中堅」で先発出場し、初回に右前安打。高橋由伸監督(41)が視察に訪れる中で結果を出し、2日の中日戦(東京D)での1軍合流が決定した。昇格の判断は当日となるが、攻撃力の亀井、機動力の重信と「2番・中堅」をツープラトンで構える打線で巻き返しを図る。

 秋の気配も徐々に忍び寄る中、スイングの鋭さがよみがえってきた。亀井の打球が一、二塁間を破ると、バックネット裏で見守った由伸監督はうなずいた。2・3軍戦の初回、先頭で右前安打。「はるばる、富山からね。しっかり今できるところを見せないと、と思っていた」。遠征先の富山からG球場に駆けつけた指揮官の前で存在感を発揮。9月の最後の巻き返しへ、ついに1軍キップをつかみ取った。

 下半身のコンディション不良で6月16日に2軍降格。後半戦に入ってもなかなか状態は上向かなかったが、8月16日の3軍・BC群馬戦(G球場)で実戦復帰すると、一気にペースアップした。「3軍で若い人とやるのは新鮮だったし、若返った気もしたし、まだまだやらなければいけないという気持ちになった」。2軍の実戦では中堅に入り、攻守の実戦感覚を取り戻した。「センターは2008年以来。言われたところで貢献したい気持ちは変わらない」と意気込んだ。

 視察を終えた由伸監督は「目に付いた選手は何人かいた。(1、2軍入れ替えは?)それはこれから、分からない」と話すにとどめたが、背番号9の1軍合流が決定した。出場選手登録の最終判断は当日となるが、亀井を「2番・中堅」に入れられれば、1番の長野、3番の坂本と攻撃的なオーダーが組める。また、3戦連続安打中と好調で、快足が武器の重信を使う場合は、機動力抜群の並びとなり、亀井は代打の切り札として使うこともできる。相手との相性に応じて、ツープラトンの打線を組めるメリットがある。

 1軍はこの日は休養日で、富山から新幹線で帰京。8月31日のヤクルト戦(富山)では今季9度目の完封負けを喫していただけに、亀井のカムバックは大きな意味を持つ。「2、3か月、チームに迷惑をかけたというか、監督のために貢献するという意気込みで今年が始まったけどできなかったので、残り少ないけど、少しでも貢献できるように、頑張ります」。百戦錬磨のベテランが、最後の抵抗の、そしてポストシーズンへ向けた起爆剤となるに違いない。

(中村 大悟)

最終更新:9月8日(木)5時28分

スポーツ報知

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