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【日本ハム】中田が大谷超え21&22号!大先輩・張本勲氏が指摘の打撃クセ修正して連発

スポーツ報知 9月2日(金)6時5分配信

◆日本ハム8―0楽天(1日・東京ドーム)

 日本ハムが中田の2打席連発で連敗を3で止め、ソフトバンクのマジック点灯を阻止した。1点リードの5回に21号3ランを放つと、7回にも22号ソロで計4打点の爆発。最近5試合で5本目のアーチで増井のプロ初完封を援護射撃し、首位との0・5ゲーム差を死守した。

 走り出す必要はなかった。高い弾道で飛び出した打球を、中田は悠然と目で追った。1点を先取した直後の5回、なお2死一、三塁。初球のカーブを豪快に振り抜き、左翼席中段へ21号3ラン。「ちょっと上がりすぎたけど、久々に振り切れたのですごく気持ちよかったです」。会心の一発で、今季初の同一カード3連敗と、ソフトバンクのマジック点灯を阻止した。

 勢いづいたバットは止まらない。5点リードの7回2死から、またしても快音を響かせた。今度は内角低めのシュートを打ち返し、弾丸ライナーで左翼席中段に突き刺す2打席連続の22号ソロ。「追い込まれていたので、大振りせずコンパクトに行こうと思っていた。本当に技ありの一発だと思います」。4月29日の楽天戦(コボスタ)以来、今季2度目の1試合2発でリーグトップの打点を95に伸ばした。

 大先輩の教えを生かした。今カード初戦の8月30日。始球式を務めた日本ハムOBの張本勲氏から、打ちに行く際にバットのグリップが動くクセを指摘されていた。日本プロ野球歴代最多の3085安打だけでなく、通算504本塁打も記録した大打者のアドバイスに素直に耳を傾け、フォームを修正。緩いカーブを打った1本目も、内角のシュートを打った2本目も、いずれも従来の打ち方だったら、ミスショットしていたはずだ。

 ついに大谷を抜き返した。自身が17本塁打だった8月17日に大谷が18号を打って以来、追いかける立場に回っていたが、同30日に3戦連発の20号を打って追いつくと、この日の2発で再び前に出た。大谷のズバ抜けた才能は認めているが、4番打者として、200打席以上も少ない二刀流右腕に先を行かれることはプライドが許さなかった。

 ソフトバンクとのし烈な首位争いは続く。「今は試合に勝つことしか考えてない。僕たちはぶっつぶすつもりでやってます!」。主砲に威勢の良さが戻ってきた。(片岡 泰彦)

最終更新:9月2日(金)6時5分

スポーツ報知

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