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<台風10号>岩手県内11人死亡 久慈中心部で大規模冠水

デーリー東北新聞社 9月1日(木)11時31分配信

 1951年の統計開始以来、初めて東北太平洋側に上陸した台風10号の通過から一夜明けた31日、岩手県内の被害が明らかになってきた。久慈市山根町では浸水した住宅内で89歳の女性が死亡。同市中心部は大規模冠水に見舞われた。他に岩泉町内の高齢者グループホームで男女9人の遺体が発見されるなど、県内で計11人の死亡が確認された。同町では2人が行方不明になっている。

 県北地域では浸水や倒木で住宅に被害が出ている。同市山根町や軽米町の一部では土砂崩れなどで孤立している住民も。同町小軽米では自宅に流入した土砂で30歳男性が軽傷を負った。

 同日午後10時現在、野田村と一戸町の避難指示は解除されたが、久慈市は全1万5647世帯を対象に避難勧告を継続している。

 停電は久慈、軽米、野田の約600戸で復旧していない。3市町村の約600戸では断水も続いている。

 国・県道は久慈、野田、軽米など各地で土砂崩壊や倒木などにより、全面通行止めや片側交互通行となったままだ。

 三陸鉄道は北リアス線で線路に被害が確認され、1日も運休する。

デーリー東北新聞社

最終更新:9月1日(木)11時31分

デーリー東北新聞社