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「赤鬼」マコーミック、摂南大でコーチ。「なぜ、その練習をするのかを…」

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン) 9月1日(木)12時10分配信

 日本代表初の海外出身主将として名を馳せた「赤鬼」ことアンガス・マコーミックが、今季から摂南大のコーチに就任。「本当に皆、純粋にラグビーが大好きと感じます」と話す。

雑誌写真記者会賞最優秀賞はあの一枚! 同写真展9月1日まで開催中。

 長野・菅平での夏合宿中。流ちょうな日本語で指示を飛ばす。「アイズ・アップ(顔を上げて相手の様子を見る)」「スペース(相手の注意が薄いスペースを確保する)」などのキーワードを掲げ、パスや肉弾戦のドリルを繰り返す。関西大学Aリーグで中位と下位を行き来する集団にあって、選手の技量アップを任されている。

「相手を観ないと、いい判断はできないからね。まずは相手を観て判断をしよう、と。それは、ブレイクダウン(球際での攻防)でも同じ。試合みたいな練習をしないと。なぜ、その練習をするのかという理由まで理解できるように。そうなったらいい。いま僕が思っているのは、『18~22歳くらいまでの選手の指導は、楽しい』ということ。(選手の吸収力が高く)すぐに、伸びるでしょう。摂南大は下に落ちたこともあるチームだけど、高いレベルへ行きたいという選手の意欲は感じます。私が来たばかりの頃と比べると、パスの精度が上がって、何をすべきかが明確になった」

 現役時代は東芝や釜石シーウェイブスでプレー。引退後はNTTドコモ、関西学院大などでも指導を経験した。「僕も、日本が大好き」。この国への愛着は強い。

「子どもが大きくなってからはドコモ、関西学大で…。僕もそうだけど、僕の奥さんはもっと日本が好き。ワイフ・イズ・ハッピーが、ライフ・イズ・ハッピーね」

 元東芝の河瀬泰治監督が率いる摂南大は、9月25日、京都・宝が池公園運動施設球技場で天理大とのリーグ戦初戦をおこなう。

(文:向 風見也)

最終更新:9月1日(木)12時10分

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)