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佐賀のオスプレイ配備、要求見送り 防衛省2年連続

佐賀新聞 9月1日(木)11時50分配信

 佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画に関し、防衛省は31日、2017年度予算の概算要求に、2年連続で関連経費の計上を見送った。佐賀県側に計画の全体像、将来像の説明を続けている最中であることに加え、16年度予算で前年度から繰り越した43億円も執行できる見通しが立っていないため。

 整備計画局の三貝哲防衛計画課長は「今後、地元の理解が進めば、年末の予算編成段階まで最善の方策を検討する」と引き続き佐賀空港への配備を目指す考えを示し、予算面でも交渉の進展を見ながら柔軟に対応するとした。

 防衛省は15年度予算で用地取得費や敷地造成費など106億円を契約ベースで組んだが、執行のめどが立たず、16年度予算では概算要求せずに、繰り越すなどして43億円を確保した。

 一方、オスプレイの購入費は4機分、393億円を計上した。陸上自衛隊の通信機を配備するなど日本仕様への改修費やパイロットの教材、留学費なども含まれている。加えて、オスプレイのエンジンなど交換用部品の購入費として392億円も盛り込んだ。これにより、取得予定のオスプレイ全17機のうち、13機分が予算措置されることになる。

最終更新:9月1日(木)11時50分

佐賀新聞