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JR長崎駅ビル大規模拡張

長崎新聞 9月1日(木)9時23分配信

 九州新幹線長崎ルートの2022年暫定開業を見据え、JR九州の青柳俊彦社長は31日、JR長崎駅(長崎市尾上町)の駅ビルを拡張する考えを明らかにした。同社としての駅周辺開発のイメージ図も初めて示し、現在のアミュプラザ長崎に隣接する形で大規模な商業、オフィス、ホテル機能を持つビルを建て増す計画になっている。

 同日、新幹線の開業効果を最大限引き出すことを目的に県と結んだ包括的連携協定の締結式で言及。「具体的にはこれから検討するが、長崎の陸の玄関口として、駅周辺がにぎわいのある地域になるよう努力したい」と意気込みを語った。

 同社によると、JR長崎駅周辺の区画整理事業対象区域約19・2ヘクタールのうち、同社の土地は約4・8ヘクタール。長崎駅は、在来線の高架化に伴い現駅舎部分などが空き、新駅舎は現在地から西側に約150メートル移動する。

 イメージ図では、これら移動で空いた土地などを有効活用する形で駅ビルを建て増す。施設の規模感や今後のスケジュールなどは示さなかったが、商業施設、オフィス、ホテルを予定。「長崎のランドマークになる施設」(青柳社長)を目指す。駅ビル事業は安定した収益と鉄道との相乗効果が見込めるため、同社は博多など主要駅で開発を進めている。

 連携協定は▽観光振興や地域活性化▽駅周辺のまちづくり▽鉄道の輸送力強化と利用促進-の三つが大きな柱。締結式で中村法道知事は「新幹線開業を見据え、県内のまちづくりに全力で取り組む」と話した。

長崎新聞社

最終更新:9月1日(木)9時23分

長崎新聞