ここから本文です

MRJのUターン、空調システムのセンサ異常が原因。一方米企業から最大20機の正式発注も

sorae.jp 9/1(木) 15:50配信

8月27日と28日に予定されていたアメリカへの空輸を中止し、県営名古屋空港へと引き返していた三菱航空機のリージョナルジェット機「MRJ」。トラブル当時には空調システムに要因があったとされていましたが、今回その原因が「空調システムを監視しているセンサ信号の異常」だと発表されました。
 
三菱航空機によると、今回のトラブルは左舷用監視システム側で発生しました。空調システムは正常に作動していたものの、安全を考えて空輸を中止したとしています。
 
MRJは先進的な設計の低燃費な小型ジェット旅客機として、三菱航空機が開発を進めてきました。また同機は国産初のジェット旅客機であることも特徴です。すでに400機以上の発注を受けていますが、これまで4度の納入延期から最終的に1年の納入延期が決まるなど、開発はいつも順調というわけではありませんでした。またこれ以上納期が伸びると、契約が一部キャンセルされる可能性も囁かれています。
 
ただし、良いニュースも入っています。8月31日、三菱航空機は米エアロリース社への最大20機のMRJの導入で正式に契約をかわしたのです。この時点で、MRJの合計受注機数は427機(確定233機、オプション170機、購入権24機)となっています。
 
なお、三菱航空機はMRJのアメリカへの空輸について「故障探究と対策の完了後、関係先と調整の上、すみやかに実施する予定」だと発表しています。一日も早くMRJがアメリカで試験飛行を終え、自由に空に羽ばたく日を見てみたいものです。

最終更新:9/1(木) 15:50

sorae.jp