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<青森・中2死亡>ほかの生徒もいじめ被害 同学年、LINE介し

デーリー東北新聞社 9月1日(木)12時20分配信

 青森市立浪岡中2年の女子生徒(13)がいじめを訴えて25日に死亡した問題で31日、ほかにもいじめに遭っていた生徒が同学年にいたことが、遺族や学校への取材で分かった。女子生徒の祖父(60)と父親(38)は取材に対し、「学校は相談を受けるなど十分対応してくれた。不満はない」としながらも、「二度と生徒を自殺に追い込むことがあってはならない」と訴え、早急な再発防止対策を求めた。

 父親などによると、女子生徒は昨年6月の1年時に無料通信アプリ「LINE」(ライン)などで悪口を言われ、学校面談を経ていったんは解消したものの、今年6月にいじめが再発した。その際、同じようにLINEを介していじめを受けていた生徒がいたという。学校側は面談で父親からの申告を受け、相手の生徒を指導していた。

 同日、遺族が新たに公開した女子生徒の遺書には、得意としていた手踊りの団体メンバーや複数の教員への感謝の言葉が書かれていた。

 同校と市教育委員会は同日、全校生徒の保護者ら約240人を集め学校で開いた説明会で、市教委の第三者機関「いじめ対策審議会」が全校生徒を対象にアンケートを実施し、実態解明を急ぐ方針を示した。

 出席した保護者側からは、「新聞で事実関係を知る現状。いじめた側の名前を明らかにしないと、その親も子どもを教育できない」など激しい批判が相次いだ。

デーリー東北新聞社

最終更新:9月1日(木)12時20分

デーリー東北新聞社