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人の手借りないとダメ・・「弱いロボット」開発。その意義とは

ニュースイッチ 9月1日(木)11時51分配信

豊橋技科大、あえて機能の不完全さを残す

 豊橋技術科学大学情報・知能工学系の岡田美智男教授は2017年にも、人の手を借りなければ目的を達成できない「弱いロボット」の実証実験を始める。手をつないだ相手に合わせて歩く「歩行ロボット」などを想定。人との関わりの中で認知発達プロセスを探る研究などにつなげ、人間社会に共生可能なロボット開発に役立てる。19年の製品化を目指す。

 弱いロボットは、あえて機能の不完全さを残し、動作を通じて周囲の協力や協調を引き出す。そのため人の心を揺り動かす頼りなさやたどたどしさ、不器用さなどを動作や声で伝える。子どもの情操教育や高齢者の話し相手などでの活用を想定する。

 歩行ロボットは手をつないだ相手に合わせて並んで歩く。ゴミを見つけると近くの人に寄って「拾ってほしい」と体を上下に揺らして訴える「ゴミ箱ロボット」、言いよどんだり言い直したりしながら相手の興味を引く「会話ロボット」の開発にも取り組む。頼る行為を通じて人間との共存感覚を生み出す。実証実験で得た研究成果は、人間とロボットの共生に関する研究などに反映させる。

最終更新:9月1日(木)11時51分

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