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究極のウェアラブル。おしゃれなタトゥーシールをタッチすれば、デバイスが動く

ギズモード・ジャパン 9月1日(木)19時10分配信

未来風でありながらトライバルなデザイン。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から「ハンガー・ゲーム」に至るまで、テクノロジーが発達したSF映画ではよく、顔や全身に幾何学的なタトゥーを入れた「未来人」が登場しますよね。なぜテクノロジーが進化するとあそこに到達するのか、ずっと謎だったのですが、マサチューセッツ工科大学(MIT)とMicrosoft Researchが開発したテクノロジーがそれを解き明かしてくれました。

MITの博士課程で学んでいるCindy Hsin-Liu Kaoのチームが開発したこのタトゥーはDuoSkinと名付けられています。金箔を素材に使うため肌に直接貼り付けることが可能で、ファッショナブルなデザインにもできます。

The Next WebとTechCrunchによると、タトゥーには3つの異なる機能を持たせることができます。まず1つ目は入力機能。肌の上に貼り付けたタトゥーをトラックパッドとして使用するというもの。音楽のボリュームなどを調整するコントローラーとして使えます。なるほど...リモコンが要らなくなるかもしれませんね。

2つ目は出力機能。温度に合わせて色を変えることができます。そして3つ目がコミュニケーションデバイスとしての機能。このタトゥーにNFCチップを搭載させることで、保管されたデータを別のデバイスで読みとることができます。ビデオでは映画チケットの代わりに使用しています。自分の肌に身につけているタトゥーであれば間違って他の人と入れ替わることはありません。データ管理が重要な病院など色んな応用法が思いつきますね。

またLEDライトを埋め込むことで見た目をさらに良くすることもできますよ、とCindyは言います。ウェアラブル・コンピューターのシンポジウムであるISWC/UBICOMP 2016で論文が発表されるとのこと。装着している時の不快感を減らすことはウェアラブル・デバイスの重要な要素ですが、ファッションへのアプローチはウェアラブルの究極形の一つなのではないでしょうか。

source: MIT via The Next Web, TechCrunch

(塚本 紺)

最終更新:9月1日(木)19時10分

ギズモード・ジャパン