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台風10号...『つめ跡』広がる 福島県内で道路寸断、堤防倒壊

福島民友新聞 9月1日(木)10時48分配信

 台風10号は31日も県内に風雨の影響を残した。

 道路は、国道399号の福島市飯坂町―宮城県七ケ宿町間と、県道31号の伊達市霊山町間の2カ所で崩落した部分の復旧の見込みが立っていない。

 県道380号二本松市永田長坂―大玉村玉井間は土砂が200メートルにわたって流出し、通行止めとなった。9月1日に解除予定。

 柳津町では同町柳津字二本木の国道252号で電柱が倒れて道路をふさいだ。31日午前6時50分ごろに通行人の男性から通報があった。会津坂下署によると大雨などで地盤が緩み、立ち木が倒れた際に電柱も巻き込まれたとみられ、約10時間通行止めとなった。

 いわき市四倉町では31日までに、高さ約1.5メートルの海岸堤防が約40メートルにわたり倒壊。県小名浜港湾建設事務所によると、同区間は震災後の海岸復旧事業が未着手の箇所。老朽化した堤防が強風で倒れたとみられ、倒壊箇所に土のうを積んで対応した。同事務所は「海岸復旧事業の中で堤防建設を進める」としている。

 同市平下神谷の横川では堤防から水漏れがあり、県いわき建設事務所などが確認したがひび割れなどは見つからなかった。県が原因を調べている。防潮堤の復旧工事用の足場が崩れた相馬市尾浜の現場では同日、足場が撤去された。9月1日に工事が再開される。

福島民友新聞

最終更新:9月1日(木)10時48分

福島民友新聞