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杉浦太陽「子供たちは僕のガソリン」

TOKYO FM+ 9/1(木) 20:06配信

エッセイストの華恵がお届けする「エイピーピー・ジャパン presents LOVE TREES~未来への杜~」。未来に自然の杜を残したいという思いのもと、ゲストの方々に“大事にしている紙”を持ってきていただき、その紙に記録された思いをうかがう本番組。8月26日の放送では、杉浦太陽さんをゲストにお届けしました。


華恵「杉浦太陽さんは3人のお子さんがいらっしゃいますけども、子育てで気をつけていらっしゃることはありますか?」

杉浦「大変なことはいっぱいありますけど、それをつらいと思わずに“どう楽しむか?”だと思います。しんどいけど、こうやったらおもしろいんちゃうかな?みたいなことを模索しています。子育てにおいて、お父さんが役に立つのって子供が3歳ぐらいからなんですよ。会話や体を使った遊びができるようになってから。だってこっちは母乳出ないし(笑)。自分の真価を発揮できたのは2歳半から3歳ぐらいでしたね。ようやく俺の出番がきた!みたいな。お母さんがいなくても、お父さんと子供の遊びができるようになるんです」

華恵「追いかけっこしたり?」

杉浦「そうですね。あとパパジェットコースターとかパパメリーゴーランドとか。次の子が生まれたら、お父さんは上の子の面倒をみる、というふうに、自然と役割分担ができています」

華恵「そんな素敵なパパである杉浦さんが、未来に残したい“紙”とは何でしょうか?」

杉浦「今日持って来たんですけど、子供たちからもらった“父の日の絵”ですね。長男が絵を描いてくれた年は、ちょうど僕、旅番組に行ってまして。電話越しに『パパ、いつもありがとう』って言ってくれて、写真で絵を送ってもらったんです。『頑張って一生懸命描いたよ~』って言われて、旅先でだーっと泣いてしまいました。ごめん、帰られへんくて!って。仕事中は、もちろん一生懸命やらなきゃいけないんですけど、早く帰りたい!抱きしめたい!ってずっと思ってましたね。子供ってこんな気持ちにさせてくれるんだなぁって。それに、この絵って、そのときの子供たちにしか描けないもの。今だと描けないですからね」

華恵「子供たちの存在って、杉浦さんの人生にとってどんなものですか?」

杉浦「僕のガソリンです。ガソリンがないと走れないし、子供たちがいないと心の半分以上がどこかにもってかれる感じ。もちろん妻あってのことですけどね。子供たちには妻がいないとダメだし、僕は妻の機嫌をいかにキープするかが……」

華恵「(笑)」

杉浦「『ただいま!』と帰ってきて、嫁さんがピリッとしてたら一瞬で分かる。それを避けることが幸せのための努力。どうせなら楽しい方がいいですしね」

華恵「お互いに感謝の気持ちを言ったりするんですか?」

杉浦「お互いボソッと言うんですよね。そのボソッというひと言が案外嬉しかったりするし、言えないときはLINEで言ったりとか」

華恵「そこは声を大きくしてもっと言ってよ!みたいにはならないんですか?」

杉浦「思ってますよ、『もっと言ってくれや』って(笑)。でもまぁ『行ってらっしゃい』と『おかえり』は言ってくれるんで。機嫌悪いと言ってくれないですけど。そういう日は、あ~『行ってらっしゃい』なしかぁ、なんか変なことしたかな?と反省しながら家を出ます(笑)。で、お昼過ぎぐらいに電話して、向こうも機嫌は少し直っているので『さっきどうしたん? 朝なんかあった?』って聞くんです。ほったらかしはダメですね。ケアは大事!」

華恵「幸せってそうやって作って感じて、また作って感じてってことなんですね」

杉浦「独り身の方が楽かもしれないですが、家族を感じてしまったらもう独りには戻れないです」

最終更新:9/1(木) 20:06

TOKYO FM+

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