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オリックスが球団創設80周年の復刻イベント開催へ 球団が秘める思いとは

Full-Count 9/1(木) 14:50配信

イベント実施に欠かせなかったファンの後押し

オリックス・バファローズは「THE ORIGIN of Bs ~蒼き勇者の閃光~」と題し、9月3日(土)・4日(日)の日本ハム戦(ほっともっとフィールド神戸)、11日(日)の千葉ロッテ戦(京セラドーム大阪)で球団創設80周年の復刻イベントを開催する。

【動画】球団創設80周年の復刻イベントへの思いを語る伝説のOB・山田久志氏

 イベント当日は、オリックス・ブレーブス時代の復刻ユニフォームを着用、当時を彷彿とさせるビジョン演出のほか、中沢伸二氏、山田久志氏、福本豊氏、山沖之彦氏ら球団OBもゲストとして登場し、懐かしい雰囲気が再現される予定だ。

 このイベントを実施するきっかけ、球団創設80年ヘの思いを、オリックス野球クラブ・企画事業部の緒方貴弘さんに聞いた。

 1936年の阪急創設から80年を迎えたものの、2004年に近鉄と合併したオリックスがこのようなイベントを実施するにあたり、保守的な意見もあったと緒方さんは明かす。

「オリックスは2つの球団が1つになり合併を経験している球団です。今でも、球場では近鉄のユニフォームを着て応援して下さっているファンの方もいます。このようなイベントを開催することに対して、中には気持ちとしていい思いをしない方もいると思います」

 しかし一方で、球団の歴史を振り返るイベントを実施することで、昔の思い出に触れることを望むファンの声も多かったという。80周年という球団の歴史を尊重した上で、新しいオリックス・バファローズというチームを作っていく――。その思いが、今回の復刻イベントにつながった。

見つからなかった「問題ないね。」のカセットテープは…

「このイベントを実施するにあたり、たくさんのファンの方の声が後押しをしてくれました。そして、球団の歴史を尊重する80周年の企画をどのようにするのかを考えていました。結論として、スタート時点から球団創設80周年を謳ってシーズンを戦うよりも、記念すべきシーズンが終盤を迎えるこの時期にこそ長い歴史を築くことができたことへの感謝の気持ちを込めて、京セラドーム大阪とほっともっとフィールド神戸の両球場で開催できる形を取りました」

 球場には復刻ユニフォームや、過去に活躍した選手のパネルが飾られる。また、秋元康作詞・タケカワユキヒデ作曲の子どもたちが歌う球団歌「問題ないね。」や、円広志が歌う「青い稲妻」が試合中に流れる予定だ。

 一般に販売されていなかった「問題ないね。」のカセットテープは、いろいろなところを探しても見つからず、もうだめかと諦めていたところ、ファンの社員が持っていたという裏話も。

 また、ユニフォームやキャップは初代阪急モデルや、3年連続日本一に輝いた時に着用していたモデル、イベント当日に着用するオリックス・ブレーブスとして唯一のモデルなど、歴史の変遷の中で象徴的なタイミングをピックアップしたという全8種類が販売される。

 9月4日(日)の試合中継の解説には、山田久志氏、福本豊氏のダブル解説が予定されており、歴史を振り返る中継も楽しめそうだ。

篠崎有理枝●文 text by Yurie Shinozaki

最終更新:9/1(木) 14:50

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