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くるり岸田が交響曲を書き下ろし、京都市交響楽団と初演

Lmaga.jp 9月1日(木)13時0分配信

京都出身のロックバンド・くるりの岸田繁が京都市交響楽団へ書き下ろした『交響曲第一番』。岸田が初めて手がけた交響曲を、12月4日に「ロームシアター京都」(京都市左京区)で、京都市交響楽団が披露する。

第27回ミュージック・ペンクラブ賞、第46回サントリー音楽賞を常人指揮者の広上淳一とともに受賞するなど、近年の活躍も著しい京都市交響楽団

京都市交響楽団は今年60周年を迎える、日本有数の歴史あるオーケストラ。今回のコンサートは京都市交響楽団が他ジャンルの音楽家などと向き合い、オーケストラの新しい可能性を提供する企画『京響プレミアム』の一貫で、京都市交響楽団より依頼を受けた岸田が30分を超える交響曲を書き下ろし、実現したものだ。公演は二部構成となり、「第一部」は岸田繁と京都市交響楽団によるコラボレーション。 そして「第二部」で岸田作曲の『交響曲第一番』の演奏となる。

岸田は「本格的なオーケストラ作品を書く、ということは、昔からの夢のひとつでありました。ジャンルの垣根を超える、という言葉はある種使い古された表現になりつつありますが、私が大好きなベートーヴェンやバルトーク、ショスタコーヴィチなどの作品を聴いていると、あらゆる音楽的なトライアルを通して、ジャンルの垣根を超えながら新しいものを作ってきたのだなぁと感銘を受けました。強い意思とアイデア、『当たり前でないもの』を追求することで、美しい音楽に昇華すべく、あくまでも大好きな『交響的作品』であることをコンセプトに、多くの皆様に感動を与える作品に仕上げようと思っております」とコメントしている。

ロックの枠にとらわれず、様々なジャンルを果敢に取り込みながら音楽的冒険を続けてきた岸田とクラシックの新たな可能性を模索する京都市交響楽団の夢のコラボレーション。伝統と革新の町、京都ならではのエキサイティングな化学変化が期待できそうだ。これはくるりファンならずとも見逃せない。チケットは10月1日に発売される。

文/井口啓子

最終更新:9月1日(木)13時8分

Lmaga.jp