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保育士さん、石垣島にいらっしゃ~い 待機児童解消へ市が渡航費など補助

沖縄タイムス 9月1日(木)6時45分配信

 待機児童解消に向けた新たな保育士確保を目指し、沖縄県石垣市は10月から、「離島保育士確保総合対策事業」を始める。島外から市内に転入・就職を決めた保育士の渡航費・生活準備費補助や、市内在住の潜在保育士の再就職準備費の補助など五つのメニューで保育従事者の呼び込みを図る。

 石垣市によると2017年度内に待機児童を解消するには637人の保育定員の拡大が必要。だが、島内には保育士の指定養成施設や受験会場が無いため保育士を確保する手段が限られている。市内では新たに6園が開所予定だが、保育士は70人不足しているという。

 主な事業は(1)島外保育士誘致促進事業(渡航費などとして県外50万円、県内40万円補助)(2)島内潜在保育士再就職支援事業(半年以上現場を離れた市内在住の保育士に準備費30万円補助)(3)未就学児のいる保育士再就職支援事業(子どもの保育料半額補助)。2年以上の勤務が条件で、本年度はそれぞれ30人、15人、10人の確保が目標だ。

 このほか、家賃を月最大6万円補助する「宿舎借り上げ支援事業」や、給与上乗せとして私立認可保育園などで働く保育士が月5千円、保育補助者は月3千円の補助を実施し、処遇改善を図る。

 宮良亜子福祉部長は「事業が呼び水となり石垣に来たいという保育士が増えてくれれば」と期待。中山義隆市長は「待機児童解消には保育士が必要。ぜひ多くの方に応募してほしい」と呼び掛けた。

 問い合わせは市児童家庭課、電話0980(82)1704。

最終更新:9月1日(木)12時40分

沖縄タイムス