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ガレージを住民憩いの場に

紀伊民報 9月1日(木)16時45分配信

 和歌山県田辺市龍神村殿原で、住民が自宅のガレージを開放して「小町茶屋」という憩いの場を設けている。近所の人たちが毎日のように集い、世間話をしながら互いの健康を気遣うなど交流を深めている。都会に比べると地域のつながりはまだまだ強いが、1人暮らしの高齢者世帯が増える中、安否確認の場にもなっている。

 小町茶屋は、殿原の国道371号沿いにある杉本町子さん(66)宅の敷地内にあり、広さは15畳ほど。山間部で過疎や高齢化が進む中、地域の人たちが気軽に立ち寄って歓談する場を設けたいと、杉本さんが1年余り前にガレージを改装して自由に出入りできるようにした。杉本さんが留守の時以外は、日中開放しているという。

 知人に手伝ってもらい、殺風景なガレージ内にすだれを掛けるなどして、おしゃれな雰囲気にした。椅子とテーブルがあり、ポットを置いてコーヒーが飲めるようになっている。皆で菓子を持ち寄り、世間話に花を咲かせる。普段集まるのは近所の高齢者が多いが、夏休み中は川遊びに来た子どもたちが訪れることもあった。

最終更新:9月1日(木)16時45分

紀伊民報