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耐震化率、20年度中に80%に

紀伊民報 9月1日(木)16時46分配信

 和歌山県田辺市は、2016~20年度の耐震改修促進計画をまとめた。15年度末で59・1%の住宅耐震化率を、20年度中に80%に上げることを目標にした。5年間で1950戸の耐震化が必要だが、過去5年間の実績は83戸。市建築課は「年間200戸の耐震診断をしている。これを着工につなげたい」と話している。

 08~15年度版の前計画を改定した。前計画では住宅耐震化率を08年度の56%から80%へ引き上げるとしていた。15年度の耐震化率は国が82%、県が75%で、20年度の目標はともに95%。

 市建築課によると、補助事業で把握している耐震診断件数は04~15年度で2245件、08年度から毎年200件ある。一方で、耐震工事は合計131件。年間で最も多かったのは13年度の24件で、それ以外は20件未満にとどまっている。

 市では町内会の協力を得て、職員が耐震制度の補助対象となりそうな世帯を1戸ずつ回って、制度の活用を呼び掛けている。また、業者と連携して、リフォームに併せた耐震改修を呼び掛けている。

 市の推計によると、15年度末で住宅3万2190戸のうち、耐震性が不十分なのは1万3179戸。これを取り壊しや新築なども含め、6405戸まで減らすことで耐震化率を80%にする。

最終更新:9月1日(木)16時46分

紀伊民報