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巨大地震、政府と県が訓練

紀伊民報 9月1日(木)16時46分配信

 「防災の日」の1日、政府は南海トラフ巨大地震を想定した総合防災訓練を実施し、被災県と情報共有し、非常時の連携態勢を確認した。大きな被害があったと想定された和歌山県など3県の知事がテレビ会議システムを利用し、安倍晋三首相に被害報告や国への要望などを伝えた。

 訓練は、1日午前7時10分ごろ、和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード(M)9・1の巨大地震が発生し、九州から東海の太平洋側を中心に最大震度7の揺れが襲ったと想定した。安倍首相を本部長とし、各閣僚が参加する「緊急災害対策本部会議」を官邸に設置。特に和歌山、三重、高知の3県で被害が大きかったとし、各知事がテレビ会議システムを利用し、官邸に被害状況や県の対応、国への要望事項を報告した。

 和歌山県では、仁坂知事や和歌哲也危機管理監、藤川崇危機管理局長ら危機管理局職員が参加。仁坂知事は、モニター越しに安倍首相らに報告。津波により、県南部沿岸が広範囲に被災、道路や鉄道寸断、孤立地域の発生を確認したこと、災害対策本部を設置して各組織に派遣要請し、救出救助や緊急輸送道路の点検と啓開などを指示したことを報告。政府には航空機を含めた人命救助の部隊の速やかな派遣や陸上自衛隊の派遣、避難生活に必要な物資や燃料の供給などを求めた。

 報告を受けた安倍首相は、各閣僚に万全の態勢を尽くすように指示した。

最終更新:9月1日(木)16時51分

紀伊民報

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