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唐崎松、秋を待つ 兼六園で剪定始まる

北國新聞社 9月1日(木)16時12分配信

 1日の石川県内は高気圧に覆われ、気温が上昇した。正午までの最高気温は金沢32・0度、小松31・7度、七尾と羽咋31・2度など県内11観測地点のうち8カ所で真夏日になり、金沢地方気象台は熱中症に注意を呼び掛けている。

 兼六園では初秋の風物詩となったマツの剪定(せんてい)作業が始まった。強い日差しが照りつける中、専用の黒い印(しるし)半纏(ばんてん)を着た庭師が名木の樹形を整える光景を観光客が興味深げに見入った。

 剪定は樹齢約190年で高さ約9メートル、枝張り約21メートルの「唐崎松(からさきのまつ)」を皮切りに行われた。庭師は小舟に乗って霞ケ池(かすみがいけ)にまで張り出した枝に近づき、古葉を手でもむように丁寧に落とした。

 マツの剪定は、新芽が伸びきったこの時期に毎年行われている。今年は10月中旬まで80本のマツを剪定し、11月1日に雪づりの作業に移る。

北國新聞社

最終更新:9月1日(木)16時12分

北國新聞社