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パナソニック:4000億円起債、利率は前回の半分-金融以外で今年最大

Bloomberg 9月1日(木)12時6分配信

昨年、4年ぶりに社債市場に復帰したパナソニックは、1年半ぶりに社債を発行した。発行額の4000億円は金融機関を除けば今年最大。日本銀行のマイナス金利政策の影響で、表面利率は前回発行時の約半分となった。

野村証券が1日に開示した資料によるとパナソニックは、5年、7年、10年の3本立てで総額4000億円の社債の条件を決定した。1300億円発行する10年債の表面利率は0.47%で、昨年3月に発行した10年債の0.934%から大きく低下した。

パナソニックは、2011-12年度に合計1兆5265億円の最終赤字を計上。11年3月を最後に一時的に社債発行を中断していたが、リストラにより財務状態が改善したため、昨年3月に4年ぶりの起債で4000億円調達していた。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのデータによると、1月末の日銀によるマイナス金利政策の導入発表後に、社債の平均利回りは直前の0.31%から現在は0.22%まで下がっており、パナソニックも前回より低金利での調達が可能になった。

パナソニックの信用格付けは向上しつつあり、S&Pグローバルレーティングは昨年11月に「A-」に、フィッチは今年2月に「BBB」にそれぞれ1段階格上げしている。

Tesun Oh

最終更新:9月1日(木)12時6分

Bloomberg