ここから本文です

欧州株離れは買いの好機-英EU離脱選択でJPモルガンとING

Bloomberg 9月1日(木)12時43分配信

米JPモルガン・アセット・マネジメントとオランダのING銀行は、英国の欧州連合(EU)離脱選択に伴う欧州株離れにチャンスを見いだしている。

INGのシモン・ビアースマ氏は欧州企業の株式を7月に購入し始めた。6月の英国民投票後に欧州株をある程度買い入れたJPモルガンのスティーブン・マクロースミス氏は、追加投資する可能性もあると話す。両氏の強気が報われるかどうかはまだ分からない。ストックス欧州600指数は反発はしたものの、英国民投票直前の水準までは戻っていない。

大半の投資家は引き続き欧州の政治的混乱や低成長、企業利益減少を懸念しているが、両氏にとっては経済統計が予想より良ければ、緩和的な金融政策が続く中でユーロ圏の景気回復は順調に進み、株高を招くことを意味する。

マクロースミス氏は「現時点で英EU離脱の影響は感じられない。経済面でのサプライズに目を向ければ、従来のエコノミスト予想や資産価格の水準よりも景気が良好なことは明らかだ」と述べた。ロンドンで欧州株22億ドル(約2300億円)相当の運用に携わる同氏は、最近買い入れた銘柄名への言及は控えた。

オランダのプライベート顧客向けに260億ユーロ(約3兆円)の運用を手掛けるビアースマ氏は「欧州の4-6月(第2四半期)統計数値は悪くなった。この低金利環境でリターンを得たいと思うなら、もう少しばかりリスクを取るべきだ」と語った。

原題:JPMorgan, ING Buy Europe Stocks in Contrarian Brexit Trade (1)(抜粋)

Camila Russo

最終更新:9月1日(木)12時43分

Bloomberg