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ユーロ圏:8月製造業拡大ペース鈍化-英EU離脱が受注に響く

Bloomberg 9月1日(木)17時40分配信

ユーロ圏では8月に製造業の活動拡大ペース が鈍化した。英国の欧州連合(EU)離脱選択に伴う不透明感が高まる 中、内需と輸出需要がいずれも落ち込んだ。

IHSマークイットが1日発表した8月のユーロ圏製造業購買担当 者指数(PMI)改定値は51.7と3カ月ぶりの低水準。7月の52.0を下 回り、速報値の51.8から下方修正された。新規受注の伸びが過去1年半 で最低だったことが響いた。同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は 「ユーロ圏の製造業は8月にぐらついた。拡大ペースは向こう数カ月で さらに鈍化する兆しもある」とし、「ユーロ高と英国向け売り上げ減少 が受注鈍化の一因だったことを事例証拠が示唆している」と説明した。

マークイットは、受注鈍化は英EU離脱が域内経済に影響し始めて いる可能性を示していると指摘。欧州中央銀行(ECB)は来週の定例 政策委員会で、今後の政策方針についての判断を下す。

原題:Euro-Area Factories See Orders Weakening as U.K. Demand Falters(抜粋)

Carolynn Look

最終更新:9月1日(木)17時40分

Bloomberg