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英プレミアリーグ、今夏の移籍金総額は史上最高の1580億円

BBC News 9月1日(木)18時34分配信

サッカーのイングランド・プレミアリーグの各クラブが31日に終了した今夏の移籍期間に支払った移籍金は11億6500万ポンド(約1580億円)に上り、史上最高額を記録した。

30日の午前8時半(日本時間午後4時半)時点で移籍金の合計は10億500万ポンドになり、これまで過去最高だった昨年の8億7000万ドルを超えていた。

プレミアリーグに所属する20クラブのうち、13のクラブで移籍金の支払い額の最高記録が塗り替えられた。

今季から始まる新たなテレビ放映権契約からの収入も、過去最高の51億ポンドになっている。

コンサルティング会社デロイトのダン・ジョーンズ氏は、「これまで何年もそうだが、2016-17年度が放映権契約の新しい周期の初年度だったこともあり、放送権からの収入増が資金力の最も大きな理由だ」と述べた。

デロイト調査で分かったこと

・2016年夏季にプレミアリーグ所属各クラブが支払った移籍金は平均で約6000万ポンド。

・31日の移籍期間最終日に支払われた1億5500万ポンドは、これまでの過去最高だった2013年の1億4000万ポンドを上回った。

・今季、チャンピオンズリーグで戦うアーセナルとレスター、マンチェスター・シティー、トッテナムが支払った移籍金の合計は3億8500万ポンドで、プレミアリーグ全体の約3分の1を占めた。

・移籍期間の導入からの移籍金総額は86億ポンド以上で、8割以上が夏季の移籍期間に支払われた。

前年を軽々と超え史上最高となった今年の移籍金11億6500万ポンドは、移籍期間が初めて設けられた2003-04年の2億1500万ポンドから大幅に増加している。

各クラブの資金力の背景にあるのが、51億3600万ポンドに上る国内のテレビ放映権契約だ。前回の契約が結ばれた2013-16年よりも、20億ポンド以上増えた。

元イングランド代表のトレバー・シンクレア氏は、「これだけの資金がつぎ込まれているのには理由がある。需要と供給だ」と語った。「人々はプレミアリーグを見たがる。それで金銭的な利益を得るのは、もちろん選手たちであるべきだ。選手がいて初めて成り立つのだから」。

マンチェスターの2チームは、移籍金にそれぞれ1億5000万ポンド以上使った。

ジョゼ・モウリーニョ新監督が率いるマンチェスター・ユナイテッド(マンU)は、フランス代表のポール・ポグバ選手を世界でも前例のない8900万ポンドの移籍金で獲得し、注目を集めた。

マンUはさらにアルメニア代表MFのヘンリク・ムヒタリアン選手とコートジボワール代表DFのエリック・バイイ選手を、それぞれ3000万ポンドで獲得した。

(英語記事 Transfer deadline day: Premier League spending reaches £1.165bn)

(c) BBC News

最終更新:9月1日(木)18時34分

BBC News