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川根の茶道合宿、県外大学生に人気 島田市の誘致実る

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月2日(金)8時6分配信

 茶どころの島田市川根地区が、静岡県外の大学の茶道部や茶道サークルの合宿地としてにわかに注目を集めている。無料で使用できる茶室棟や茶畑見学ができる環境、1人につき1泊千円の補助金制度などが好評だ。学生と地元住民の交流イベントも開かれている。

 市は7年前から関東・中京圏の大学の茶道グループを対象に合宿誘致を続けてきた。パンフレットを送付したり、担当者が各校に出向いて施設を直接PRしたりするほか、宿の手配やバス会社の紹介なども行っている。

 例年9月に合宿を行う団体が多く、本年度は法政大や玉川大、東洋英和女学院大などの茶道グループ計5団体が順次訪れる予定。昨年度は5団体約230人、2年前は9団体約360人が訪れた。市観光課は「川根での合宿開催が定着してきた」と手応えを見せる。

 1日は、法政大多摩茶道サークルの学生約40人が同地区の市茶室棟「杉風庵」で、地元の茶道愛好家や法政大OBの住民らを招待して茶会を開いた。

 同サークルの渡辺彩笑子代表と真鍋佳那子副代表は「ここまで茶室や茶道具がそろっている場所は、なかなかない。練習場所には最適」と話し、地元住民に茶をたてた大平哲生さん(いずれも3年)は「川根までの道のりに、多くの茶室や茶屋があった。茶文化が根付いていると感じた」と感激する。

 市観光課は「毎年、新規の団体もある。今後も継続して誘致活動をしていきたい」と話す。

静岡新聞社

最終更新:9月2日(金)8時6分

@S[アットエス] by 静岡新聞