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東京で永六輔さんお別れ会「昭和のすごい人なくした」

伊豆新聞 9月2日(金)12時34分配信

 先月83歳で死去したタレント永六輔さんの「お別れ会」が30日、東京の青山葬儀所で営まれた。永さんと縁の深かった伊東市新井の宝専寺からも、住職の妻遠山美智子さんらが参列した。遠山さんは「たくさんの人が、永さんをしのび、感謝の気持ちを表した。改めて、昭和のすごい人がいなくなってしまったんだなと思った」と静かに語った。

 お別れ会では、永さんと親交の深かった黒柳徹子さんや矢崎泰久さん、久米宏さん、伊東市に住む中山千夏さんらが弔辞を述べた。

 遠山さんは「黒柳さんは『自分の葬儀委員長をお願いするはずだったのに』と述べていた。『長いことありがとう』という中山さんのお礼の言葉がとても印象深かった」などと振り返った。

 会では、永さんが作った詩の朗読が行われた。遠山さんは「反戦を訴える詩で、『戦後70年、人は死んでも人を殺させてはいない』という一節が耳に残っている。平和を愛し、常に弱い立場の人の側で生きてきた永さんらしいと思った」と感想を述べた。

 次女でフリーアナウンサーの麻理さんはあいさつで「人は2回死ぬ。1回目は身体の死、そして2回目は思い出してもらえなくなった時」という永さんの言葉を紹介したという。

 「これからもことあるごとに、永さんのことを思い出したい」という遠山さん、「伊東で永さんと出会った多くの人も、その思い出を忘れないでいてほしい」と願いを語った。

最終更新:9月2日(金)14時13分

伊豆新聞