ここから本文です

伊豆長岡の「寿荘」外国人向けで再出発

伊豆新聞 9月2日(金)12時59分配信

 2年半前に営業を終了した伊豆の国市長岡の県所有温泉宿泊施設「寿荘」が、訪日外国人向け宿泊施設「伊豆長岡温泉国際旅館萬来(ばんらい)」としてリニューアルし、1日にオープンした。訪日旅行手配会社と5年先まで年間約2万1300人の優先販売契約を締結しており、運営するローコストイン合同会社(同市)は「インバウンド専用の宿泊施設は需要が大きくなっている。地元のにぎわい創出に貢献していきたい」としている。

 寿荘は高齢者向け保養所として1960年に開業したが、利用者の減少で2014年3月に営業を終了。県が今年3月に一般競争入札を行い、同社が土地・建物など合わせて1億1700万円で落札した。

 施設は3階建て。1階のカラオケルームと洋食堂、2階の娯楽室を改装し、40室のバス付き客室と大浴場、会議室などを用意した。宿泊定員は74人ほどで、旅館会席の夕食と朝がゆビュッフェの1泊2食付き。中国元から日本円への両替サービスもある。

 21年8月末まで訪日旅行手配会社と優先販売契約を結び、5年間で中国などアジア圏から10万人以上の宿泊を見込んでいる。小倉吉太郎総支配人は「歴史のある温泉街は外国人旅行客に人気があり、東京や富士山に近いのも魅力的。インバウンドの中核施設として世界中から人を呼び込みたい」と話した。

最終更新:9月2日(金)14時13分

伊豆新聞