ここから本文です

白鵬「秋場所休場」か 宮城野親方「階段を上がるのも大変と言っていた」

東スポWeb 9月2日(金)10時22分配信

 大相撲秋場所(11日初日、東京・両国国技館)でV38を目指す横綱白鵬(31=宮城野)が休場する可能性が出てきた。1日、部屋の朝稽古を欠席。夏巡業後から数えれば、実に4日間もまわしを締めなかったことになる。白鵬が本場所直前に“長期休養”するのは、極めて異例だ。

 師匠の宮城野親方(59=元幕内竹葉山)は「左のヒザがよくない。本人が『階段を上がるのも大変』と言っていた。普段は(多少のことでは)痛いと言わない横綱が言うのだから、よほど悪いのだろう」と説明。白鵬は7月の名古屋場所で右足親指を負傷。8月の夏巡業で右足をかばううちに左ヒザに過度の負担がかかり、症状が悪化した。

 その上で、同親方は「治すのなら、休んで完全に治したほうがいい。次の場所もダメになったら余計にいけない。(通算)1000勝(あと3勝)もあるが、体のことが一番」と休場の可能性についても言及した。

 それにしても、なぜ白鵬のヒザは休場が取り沙汰されるまでに悪化してしまったのか。その背景には、夏巡業で横綱鶴竜(31=井筒)や大関稀勢の里(30=田子ノ浦)ら関取衆に休場者が続出したことにある。宮城野親方は「(白鵬に)巡業の途中で『(東京に)帰ってくれば』と言ったんだけど『最後まで行きます』と言っていた。巡業に出ている力士が少ないから“自分が出ないといけない”という気持ちがあったんだろう」。

 第一人者としての責任を果たすための“強行出場”が故障を誘発したとすれば、皮肉と言うしかない。仮に白鵬が休場となれば、稀勢の里の綱取りの行方にも大きな影響を及ぼすことは必至。今後の動向から目が離せない。

最終更新:9月2日(金)10時22分

東スポWeb