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本田が持論展開、強くなるための「海外のススメ」

ISM 9月2日(金)7時43分配信

 日本代表は1日、2018年ワールドカップアジア最終予選の初戦でUAE代表と対戦し、1対2の逆転負けを喫した。

 ホームで先制点を奪いながらも試合をひっくり返された。初戦の重要性を認識して臨んだ試合で優位に立ちながらも相手に付け入る隙を与えてしまった。先制点を決めた本田圭佑は「数値上はたぶんすごく良い戦力だと思います、今の日本は。でも、試合に勝つというのは数値で測れないものだったりするし、そこが欠けているというのは間違いない。それがやはりこの2年、3年、結果として表れている」と日本の勝負弱さはいまだ改善されていないと言い切る。

 技術的なレベルが向上しても、それだけでは不十分だと痛感している。「こういった相手に何が勝ち切れない理由なのか。戦い方どうこうもありますが、それを話す以前に根本的な気合、根性みたいな、危ないところで一歩足を出して潰すとか、そんな負けず嫌いみたいなものが90分の中で大事な場面で求められるし、それが地味に足りひんのかな」と顔をしかめる。

 日本代表が求められる結果を確実に出せるようになるには何が必要なのか。本田は短期的には解決するのが難しい問題と認識しつつ、「長期なプロジェクトで言うと、やはりJリーグの選手がもっと海外に出ていくことが必ず必要なアプローチ。これを言うと、いつもJリーグを批判していると言われるんですけど、サッカーの質が違う。別にJリーグの質が悪いということではなくて、全く別の質なんです。国際大会では別の質と戦うので、それに慣れないといけない」と持論を展開した。

 ザックジャパン時代も本田を含む数多くの海外組が主力を担い、現在もレギュラーの多くは海外組だ。一昔前と比較すれば、海外でプレーする日本人選手は格段に増えている。だが、今の状況は本田が思い描いているものと程遠い。

「今は海外である程度試合に出ていたら日本代表でレギュラーになれる状況でしょう。たとえば、毎年100人くらい日本から出ていって、レギュラーも50人いる。その中から誰を選ぶのかという状況、それ以上なのが南米なんですよね。今は僕らを含めて海外である程度レギュラー争いしている選手であれば、よほどのことがない限り、コンディションがよほど崩れない限りは日本代表に選んでもらって、そこで試合に出られる。それだけでは足りない。さらにレギュラー争いが厳しくなり、海外で活躍することが当たり前くらいになる中で欧州の選手もやらないといけない」

 海外でプレーする、イコール代表クラスという現状のレベルでは、アジアの最終予選でも不覚を取ってしまう。リードしていたのにもかかわらず逆転されたのは「勝負に慣れてるか、慣れてないか、厳しいことを経験してきたかどうかとか、そんな積み重ねの集合体だと思う」とタフな競争の中で戦うことが日常になっていないからだと指摘する。不本意な結果で改めて認識した環境の甘さ。「この予選では何の解決にもならないかもしれないですけど、また別プロジェクトとして日本が真剣に考えないといけないところだと僕は思ってます」。本田は海外組というだけで代表候補になるようなレベルからステップアップする必要があると力を込めた。(神谷 正明)

最終更新:9月2日(金)8時29分

ISM

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