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米利上げの根拠強まっている=クリーブランド連銀総裁

ロイター 9月2日(金)4時26分配信

[レキシントン(米ケンタッキー州) 1日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は1日、米労働市場はおおむね最大雇用に達しており、連邦準備理事会(FRB)は緩やかな利上げの軌道上にあるべきとの認識を示した。

総裁は記者団に対し「現在の低水準からの段階的な金利引き上げは、極めて説得力があるように思える」と語った。今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを支持するかどうかについては言及しなかった。

一部のFRB当局者は、指標が景気加速の兆候を示せば、利上げへの用意が整いつつある兆候を示しているが、メスター氏の発言はこうした傾向をあらためて浮き彫りにした。

メスター総裁はこれに先立ち、慈善活動に関する会議での講演で、失業率を安定的に保つには、月間7万5000━15万人程度の雇用の伸びがおそらく必要との考えを示した。

雇用は今年、これを上回っており、失業率は4.9%に低下。メスター総裁は「経済はほぼ最大雇用の状態にある」とした。

ロイター調査によると、2日発表の8月米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が18万人増と見込まれている。

労働関連の活動家が先週、人種間の収入・雇用機会の格差を解消するのに低金利が寄与するとFRB当局者に提起した件をめぐり、メスター総裁はこうした考えには賛同しないと指摘。

「現在の景気局面において、現行の超低金利が長期的な問題に対する有効な解決策になるとは思わない」と語った。

※英文参照番号[nL1N1BD1DR](契約の内容によっては、英文がご覧いただけない場合もあります)

最終更新:9月2日(金)4時26分

ロイター