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<W杯最終予選>長谷部と大島、静岡県勢コンビ奮闘実らず

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月2日(金)8時23分配信

 勝利への執念は見せた。代表初出場の大島(川崎、静岡学園高出)と代表通算100試合目の長谷部(アイントラハト・フランクフルト、藤枝東高出)が中盤の底で組んだ一戦。静岡県勢ボランチコンビの奮闘むなしく、日本はUAEに苦杯をなめた。

 大島はW杯最終予選初戦で史上初の代表デビュー戦で「僕らしく(仕事を)全うしよう」と臨んだ。積極的に縦パスを送り、攻撃に変化をもたらそうと必死だった。後半4分には「何も考えず、打つしかないと思った」と、強烈なミドルで相手ゴールを脅かした。

 長谷部も続いた。「パートナーの特徴を生かして、自分も生かされたい。若い選手が伸び伸びプレーできるようにしたい」。攻撃が持ち味の大島を後ろから支え、隙を見て攻撃にも参加した。後半18分には自らミドルも放った。

 2人は敗戦の責任を背負う。2失点目のPKは、長谷部のミスでボールを失い、大島がゴール前で相手を倒して献上した。大島は「チームで求められている球際で負けて失点につながった」と反省する。長谷部は「(本大会に向け)若手が成長しなければいけない。そういう意味でも悔しい」と顔をしかめた。

 1998年W杯のアジア最終予選以降、初戦で負けたチームはW杯切符をつかんでいない。長谷部は「下を向いている暇はない。取り返すしかない」と言い切った。6大会連続の出場へ、前例を覆すための挑戦が始まる。

静岡新聞社

最終更新:9月2日(金)9時24分

@S[アットエス] by 静岡新聞