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加古川に古民家カフェ 家族でリフォーム、「地域の憩いの場」目指す /兵庫

みんなの経済新聞ネットワーク 9月2日(金)9時0分配信

 加古川の畑に囲まれた一角に古民家カフェ「ふるかふぇ処(どころ) 満天堂」(加古川市東神吉町)がオープンして2カ月を迎えた。(加古川経済新聞)

「世間の古民家カフェのようにきちんとできていない」という店内

 同市の「古民家再生促進支援事業」を活用し、もともと6畳の和室だった3部屋のほか、縁側や収納庫、土間をカフェスペースにリニューアルした同店。スタッフの上山梨紗さんは「マスターである父が定年退職を機に、少しずつ手作りでリフォームしながらオープンさせた」と話す。「壁塗りやタイル貼りなど、素人ながら家族や身内も手伝いながらコツコツ手作りした」とも。

 店内は、テーブル、ソファ、カウンターなどのほか、掘りごたつや縁側など、さまざまなタイプの22席を用意。「一人暮らしをしている地元のおじいちゃん、おばあちゃんの憩いの場を目指している」と上山さん。段差などで店内に入りづらい人のことを考え、土間にもカフェスペースを用意したという。

 営業を始めて2カ月の間も店作りを継続。整備されていなかった店までの道をあぜ道にしたり、看板を作ったりしながら、少しずつ形を整えていったという。

 「(店が)完璧にできてからより、お客さんに途中経過を見てもらって、できていくのを楽しんでもらおうと考えた。『ふるかふぇ処』と付けたのも、世間の古民家カフェのようにきちんとできていないと感じていたから」と話す。「ただ、そのおかげか、お客さんから『ここはこうしたら』とリフォームのアドバイスをもらうこともある」とも。

 「やりたいことはたくさんあるが、少しずつ階段を上るようにできることを増やしていきたい。今後、店内でイベントやワークショップが開催できるようにもしていきたい。将来は、外にピザ窯を作ってテラス席で食べられるようなこともできれば」と上山さん。「父も母も私も加古川でずっと暮らしている。加古川が好きなので、何か地域に貢献できることをしていきたい」と笑顔を見せる。

 ドリンクメニューは、「ブレンドコーヒー」(ホット420円、アイス470円)、「炭焼コーヒー」(同500円、同550円)、「温かい紅茶」(カップ420円、ポット550円)など。10時~13時は、「モーニングサービス」(ドリンク注文で無料)、「モーニングデラックス」(ドリンクに150円増し)も用意する。

 ランチは「お昼の母飯」(950円、10食限定・予約優先)を用意。「おやつ草の芽」のクッキー「ごえん」「ぼっくん」(以上300円)なども販売する。

 営業時間は9時30分~16時。火曜、日曜定休。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:9月2日(金)9時52分

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