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欧州市場サマリー(1日)

ロイター 9月2日(金)4時48分配信

[ 1日 ロイター] - <為替> 米製造業景気指標が予想外に節目を割り込んだことを受け、ドルが対主要通貨バスケットで下落した。対円では一時、7月29日以来の高値となる104.00円をつける場面もあったが、データの発表受けて押し戻された。

<ロンドン株式市場> 続落した。英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が堅調で、ポンドが値上がりしたことが響いた。原油値下がりに伴って石油関連株も売られた。

8月の英製造業PMIは53.3と、10カ月ぶりの高水準をつけた。7月のPMIが欧州連合(EU)離脱決定を受けて、3年ぶりの低水準に落ち込んでいた反動で、前月比の伸び率は約25年前の調査開始以来の最高記録に並んだ。

これを受けてポンドが値上がりし、1カ月ぶりに1ポンド=1.33ドルを超えた。

FT100種は多国籍企業や輸出企業が多く、ポンド高は株価の重しとなる傾向がある。

一方、国内経済の影響を受けやすい企業が多いFTSE250種中型株指数は0.66%上昇した。

<欧州株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。製薬や石油株が売られる一方、銀行株は米国の利上げ観測を背景に一段高となった。

この日は米供給管理協会(ISM)が発表した8月の米製造業景気指数が振るわず、米経済の先行き不安が広がった。

アンシリア・キャピタル・パートナーズのファンドマネージャー、ジュセッペ・セルサーレ氏は「米国の灯が消えるならば、見通しはよくない」とした上で「指標は米国が利上げを急ぐとの見方を強める内容ではなかったが、まだ明日発表の雇用統計がある」と話す。

金利上昇で利ざやが改善するとの見方から銀行株は値上がりしている。STOXX欧州600種銀行株指数は0.83%上昇し、3日続伸となった。ドイツのコメルツ銀行は2.2%高。今週に入ってドイツ銀行と合併を模索したとの報道が出たことも買い材料となっている。

STOXX欧州600ヘルスケア指数は1.24%低下し、部門別で最も大幅に落ち込んだ。米国で薬価引き下げを求める圧力が製薬会社にかかっていることが重しとなっている。

<ユーロ圏債券> ペイン国債利回りが約1カ月ぶりの水準に上昇した。新発債の供給拡大に加え、過去1年で3度目の総選挙実施の可能性が現実味を帯びたことが重しとなった。

他のユーロ圏国債の利回りもおおむね1─2bp上昇した。

夏場に新発債の発行は細っていたが、9月初日の取引となったこの日はスペイン、フランスが総額およそ130億ユーロの国債入札を実施。利回りの押し上げ要因となった。

8月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)が欧州連合(EU)離脱決定を受けた落ち込みから急回復し、10カ月ぶりの高水準となったことも相場の重しとなった。英国債への売りがユーロ圏債券にも波及したという。

スペイン10年債利回りは6ベーシスポイント(bp)上昇の1.06%。

最終更新:9月2日(金)4時48分

ロイター

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