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悪い流れ断った10分間 石川遼V圏内キープ「メンタルでスコアに貢献」

ゴルフ情報ALBA.Net 9月2日(金)17時53分配信

<フジサンケイクラシック 2日目◇2日◇富士桜カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー71)>

国内男子ツアーを特選フォトでプレーバック!

 国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」は第2ラウンドを行い、3アンダーの2位からスタートした石川遼は5バーディ・4ボギーの“70”でスコアを1つ伸ばしてフィニッシュ。終盤はショットに安定感を欠いて2つのボギーを叩いただけに悔しさも残るが、トータル4アンダーの3位タイと2週連続優勝へ向けて好位置で折り返した。

 「全体的に反省すべき点は多い」と評したこの日のラウンドは早々に試練が訪れた。スタートの10番でピン左2.5メートルのチャンスにつけるも、ファーストパットを80センチオーバーし、返しも外して3パットのボギー。さらに12番でもセカンドをグリーン奥に外して1メートルに寄せるもこれを決めきれず、2つ目のボギーを喫した。

 得意のインコースでスコアを落とす展開に、悪い流れになっていきそうな場面。それだけに「13番と14番は山場だった」。13番パー3はパーは拾ったものの、「納得いくショットではなかった」とショットの違和感を修正できない。続く14番は285ヤードの設定でワンオンも狙えるだけに、バーディが是が非でも欲しいところ。逆にこのチャンスホールを獲り逃せば、一気に後退していく可能性もあった。

 14番に入る直前、前の組がプレー中のグリーンが空くまで10分弱の待ち時間ができた。石川はあえてギリギリまでティグラウンドに入らず、ギャラリー後方のエリアでおにぎりをほおばり、3番ウッド一本を持って軽いストレッチをしながら時間をつぶした。谷原秀人、キム・キョンテが待つティグラウンドに入ったのはグリーンが空く直前。3番ウッドで放ったティショットは「今日一番だった」と強いドローでピン右奥8メートルにワンオンに成功し、バーディを奪って悪い流れを断ち切った。

 好ショットを引き出したのは直前の空白時間での切り替え。「あそこで一回完全にオフにできたことでメリハリができて良いショットにつながった。あの場面で“気持ちを切らさずに集中してやってこう”と思ってティグラウンドに行って、“ドライバーのカットにしようか、スプーンの強いドローにしようか”とか考えちゃうのが流れが悪い時は良くない。ズバッとオフにして、打てそうになったら入って、1つの球筋しか描かないでいきました」。

 思い切りよく気持ちをオフにできたのは、米ツアーの過酷な環境で戦ってきた経験も大きかった。「PGAではオフにすることが必然的に必要になる。中断もサスペンデッドも多いし、再開したと思ったら雷きてすぐまた中断とか。もう何も状況は変えられないので、あえて休むということに集中する。そっちしか考えないようにした」。米ツアーに本格参戦したばかりのころは、中断中も気持ちを切らさずに集中力を高めていたが、「それをやってたら疲れちゃうんですよね(笑)」といつしか過酷な環境に適応するようになった。

 14番バーディのあとは15番、17番、18番、ハーフターン後の1番とバーディを一気に積み上げた。難度の上がるアウトの後半は4番、8番と2つのボギーを叩いて苦しんだが、最終9番は約7メートルのパーパットをねじ込むなど耐えて2位をキープした。終盤乱れたショットには「昨日は少し自信を得られたと思ったけど、その分今日はまた失った感じ」と首をひねったものの、「メンタルでスコアに貢献できた。悪い中で1アンダーは上手くまとめた感じ」とうなずいた。

「だけど、このままだとあと2日間はもたないしズルズルいくと思う。今の自分では試合を離れていた分修正できるか半信半疑。でもその分思い切って修正するしかない」。2週連続優勝への歩みはまだ折り返したばかりだ。

(撮影:上山敬太)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:9月2日(金)18時46分

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