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米国株式市場は横ばい、雇用統計控え慎重ムード

ロイター 9月2日(金)6時34分配信

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米国株式市場はほぼ変わらず。雇用統計の発表を翌日に控え、投資家の間に取引に慎重ムードが広がった。製造業の景況感悪化や原油安といったマイナス材料は、ハイテク株などへの買いで打ち消された。

米供給管理協会(ISM)が発表した8月製造業景気指数は、半年ぶりに節目の50を割り込んだ。グローバル・マーケッツ・アドバイザリー・グループのシニア市場ストラテジスト、ピーター・ケニー氏は「ISM指数は失望を誘った。多くの市場参加者は最近のトレンドに沿ってもっと強い数字が出てくると期待していたからだ」と指摘した。

原油価格の続落を受けてエネルギー株<.SPNY>が0.3%下落したことも、相場を圧迫した。

一方でヒューレット・パッカード<HPE.N>が3.2%、アップル<AAPL.O>が0.6%それぞれ上昇するなどハイテクの堅調が目立った。CATVのチャーター・コミュニケーションズ<CHTR.O>は4.5%高。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが7日の引け後から情報ストレージ機器のEMC<EMC.N>と入れ替えで、チャーターをS&P総合500種に採用すると発表した。

2日に発表される8月雇用統計は、米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ時期に大きな影響を及ぼしそうだ。

このところ米労働市場の健全さが示されてきたため、一部のFRB高官がタカ派的なメッセージを発している。1日にはクリーブランド地区連銀のメスター総裁が、労働市場はおおむね最大雇用に達しており、FRBは緩やかな利上げの軌道上にあるべきだと主張した。

フェデラルファンド(FF)先物が織り込む9月利上げ確率は27%で、前日の24%からやや上昇した。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が1.10対1で下げ優勢、ナスダックは1.14対1で上げ優勢だった。

米取引所の合計出来高は約63億6000万株で、過去20営業日平均の59億8000万株を上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 18419.30 +18.42 +0.10 18396.57 18430.05 18295.48 <.DJI>

前営業日終値 18400.88

ナスダック総合 5227.21 +13.99 +0.27 5218.28 5229.94 5189.36 <.IXIC>

前営業日終値 5213.22

S&P総合500種 2170.86 -0.09 0.00 2171.33 2173.56 2157.09 <.SPX>

前営業日終値 2170.95

ダウ輸送株20種 7917.56 +38.87 +0.49 <.DJT>

ダウ公共株15種 664.75 -2.12 -0.32 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 808.36 +6.88 +0.86 <.SOX>

VIX指数 13.48 +0.06 +0.45 <.VIX>

S&P一般消費財 639.79 +1.16 +0.18 <.SPLRCD>

S&P素材 305.37 +0.99 +0.33 <.SPLRCM>

S&P工業 506.55 +0.30 +0.06 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 556.55 +0.29 +0.05 <.SPLRCS>

S&P金融 328.95 -1.33 -0.40 <.SPSY>

S&Pエネルギー 504.11 -1.34 -0.26 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 837.59 -1.69 -0.20 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 172.68 +0.47 +0.27 <.SPLRCL>

S&P情報技術 785.64 +2.74 +0.35 <.SPLRCT>

S&P公益事業 247.46 -1.03 -0.42 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.28億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 16965 + 25 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物9月限 円建て 16955 + 15 大阪比 <0#NIY:>

最終更新:9月2日(金)6時40分

ロイター