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灯火3千本境内照らす 熱海・般若院

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月2日(金)9時5分配信

 熱海市伊豆山の般若院で31日夜、送り火供養「ろうそく祭」が営まれ、約3000本のキャンドルの明かりが境内を幻想的に照らした。出店が並んだ広場の舞台では和太鼓や楽器の演舞を繰り広げ、住民が夕涼みを満喫した。

 地元有志でつくる「伊豆山をおもしろくする実行委員会」(岡本吉浩委員長)が活性化を目的に始め、11年目を迎えた。読経が響く本堂と大師堂を結ぶ道や階段沿いに、灯火を等間隔で並べた。

 般若院は豊臣秀吉の小田原攻めの際、北条側に加わったため焼き打ちされたと伝わる。供養祭は、命を落とした僧兵や住民を弔うとともに、東日本大震災などの犠牲者の鎮魂も兼ねて続けている。各町内会なども協力して広場や自宅前にキャンドルを並べ、伊豆山地区全体を淡い光で包んだ。

静岡新聞社

最終更新:9月2日(金)9時5分

@S[アットエス] by 静岡新聞