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ドル下落、米ISM製造業指数が予想外に悪化=NY市場

ロイター 9月2日(金)6時30分配信

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落。米供給管理協会(ISM)が発表した8月製造業景気指数が予想外に悪化したため、それまで堅調だったドルが売られた。

ISM製造業景気指数は前月比3.2ポイント低下して49.4となり、半年ぶりに節目の50を割り込んだ。スコシアバンクのチーフ外為ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は「ISMは少しばかり期待外れだった」と話した。

朝方はドル高が進んでいたが、ISM指数発表後に地合いは一変。ドル/円<JPY=>は一時7月29日以来の高値となる104円ちょうどを付けたものの、終盤は103.28円に軟化した。主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は直近が0.4%安の95.635だった。

オスボーン氏は2日に発表される8月米雇用統計が「短期から中期の観点でドルにとってかなり重要になる」と指摘。強い数字が出れば、米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げの確率が相当高いと市場参加者が確信しそうで、9月利上げすら現実味を帯びてくるだろうとの見方を示した。

ポンドは対ドルで1%上昇し、ユーロに対しても1カ月ぶり高値まで買われる場面があった。

マークイット/CIPSの8月英製造業購買担当者景気指数(PMI)が、英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて3年ぶりの低水準となっていた7月から急回復した。

クレディ・アグリコルの通貨ストラテジスト、バシリ・セレブリアコフ氏は「ポンドは他通貨に対してアウトパフォームした。英PMIによって、ポンド売り持ち筋に対する買い戻し圧力が一段と強まったからだ」と述べた。

ドル/円 NY終値 103.23/103.26

始値 103.67

高値 104.00

安値 103.13

ユーロ/ドル NY終値 1.1196/1.1200

始値 1.1150

高値 1.1205

安値 1.1130

最終更新:9月2日(金)6時41分

ロイター