ここから本文です

マエケンと投げ合い バムガーナーに聞いた“二刀流”の秘訣

日刊ゲンダイDIGITAL 9月2日(金)9時26分配信

 ドジャース・前田健太(28)が認められた。8月23日のナ・リーグ西地区首位攻防戦で投げ合ったジャイアンツのバムガーナーにだ。この試合は前田が5回6安打3失点で13勝目を挙げ、バムガーナー(5回9安打5失点で8敗目)に投げ勝った。一昨年のワールドシリーズMVP左腕のバムガーナーは強打者としても知られ、今年4月にはドジャースのサイ・ヤング賞左腕カーショウから一発を放つなど、今季ここまで3本塁打、通算14本塁打は現役投手最多だ。投手ながら球宴の本塁打競争の出場候補にも挙がった。メジャーでは二刀流として知られるバムガーナーを直撃した。

――首位攻防戦で投げ合った前田の印象はいかがでしたか?

「初めて対戦した(2打数無安打)けど、とてもいいピッチャーだったよ。初めて対戦する時は、どんなピッチングをするかよく見て適応しないといけないが、彼はコマンド(制球)もよく、いいスライダーを投げていた。僕に対してはスライダーを多く投げてきて、あとはカーブだった。タイミングをうまく外した、緩急をつけたいいピッチングをしていたね」

――エース左腕カーショウを故障で欠いても宿敵のドジャースは地区首位をキープしています。

「カーショウは僕が見た中で最高の投手だから、彼の代わりはどこにもいないと思う。彼がいなくてもドジャースが勝っているのは彼らにとってはいいことだね。彼が戻ってきたらよくなるだけだから、(地区優勝するには)さらに気を引き締めないとね」

――世界一は当然として、個人的なシーズンの目標はありますか?

「特にないね。僕は目標を設定するタイプではないんだ。今日の試合が終われば今日のことは忘れてまた次の日に向かう。後半に入ってから苦戦しているけどみんなの士気は高いままだし、風向きが変わっていくことを信じている」

――日本では“和製バムガーナー”として二刀流の大谷翔平(日本ハム)が注目されています。

「ああ、誰かから聞いたことがあるよ」

――将来的に大谷はメジャー移籍が噂されますが、投打にわたる活躍をする秘訣はありますか?

「あれば教えるけれど、両方一生懸命やっているだけで特別なことはしていない。ただ思い切り打っているだけだからね。それだけだよ。試合前の打撃練習は真剣に取り組んでいるけど、特別なトレーニングをしているわけでもない。ほかの投手と変わらないよ」

――代打で起用されたこともありますが、常に打席に立つ準備をしているんですか?

「そうだね、状況によって必要であれば行くよ」

(聞き手=米国在住ライター・高木瑞穂)

最終更新:9月2日(金)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

スポーツナビ 野球情報