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FMいわき受信可能に 楢葉町整備の中継局開局

福島民報 9月2日(金)10時11分配信

 福島県楢葉町が整備していた、いわき市のいわき市民コミュニティ放送(FMいわき)の楢葉中継局が完成し、1日、町内での受信が可能となった。同日、町役場で開局式を行った。町の要請に応じてFMいわきが災害情報や町政広報などを放送する協定書も締結した。
 楢葉町は、いわき市に避難している町民向けにFMいわきで毎週土曜日正午から15分間の情報番組を放送している。楢葉町に帰還した町民にも同じ番組を聞いてもらう。いわき市民と楢葉町民との交流促進、災害情報の伝達手段の多重化、多様化に向けて中継局を設けた。
 開局式では、松本幸英町長とFMいわきの渡辺弘社長が協定書を取り交わし、放送開始のスイッチを押した。
 松本町長は「ラジオは身近な情報インフラで、町の防災体制においても不可欠。ラジオを通じて元気な楢葉町を発信していきたい」、渡辺社長が「平時には楽しい情報を、有事は役立つ情報を提供する」とあいさつした。
 楢葉中継局の整備事業費は約3200万円。町総合グラウンドの南側に高さ約21メートルのアンテナを建て、送信設備を設けた。楢葉町内の他、広野町の北部と富岡町の南部でも聞くことができる。
 渡辺社長は「中継局の開局を機に楢葉町に特化した30分番組の放送なども考えたい」と語った。他町村への放送エリアの拡大については「避難指示が解除される町村から要請があれば検討したい」と述べた。

福島民報社

最終更新:9月2日(金)11時23分

福島民報