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東電と安全協定締結 県と第一原発周辺11市町村

福島民報 9月2日(金)11時31分配信

 東京電力福島第一原発周辺の11市町村と福島県は1日、東電と安全確保協定を結んだ。東電は廃炉作業に伴うトラブルを市町村や県に迅速に通報し、周辺に放射性物質の影響が懸念される施設を新増設する際には事前に説明するよう定めた。
 第一原発で異常が発生した際、県廃炉安全監視協議会が立ち入り調査をできるようにした。県民への積極的な情報公開なども盛り込んだ。
 協定締結式は県庁で行われ、鈴木正晃副知事と6市町村長らが東電の増田尚宏廃炉・汚染水対策最高責任者に協定書を手渡した。鈴木副知事は「県民の安全・安心を最優先に取り組んでほしい」と申し入れた。
 協定を結んだのはいわき、田村、南相馬、川俣、広野、楢葉、富岡、川内、浪江、葛尾、飯舘の11市町村。第一原発が立地する大熊、双葉の2町は既に東電と協定を結んでいる。

【福島第一原発周辺11市町村と東京電力の安全確保協定の主な内容】

▼東電は県、周辺市町村に迅速、正確に通報連絡する
▼東電は施設を新増設する時は、周辺市町村に事前に説明する。県廃炉安全監視協議会は東電に説明を求め、意見を述べることができる
▼福島第一原発のトラブルやその対応状況を確認するため、同協議会は立ち入り調査を行うことができる
▼同協議会は適切な措置を講じるよう求め、東電は速やかに応じる
▼東電は廃炉などの取り組みの透明性を確保するため、県民に対し積極的に情報を公開する

福島民報社

最終更新:9月2日(金)11時58分

福島民報