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パスタ食べて支援、静岡県内でも イタリア中部地震

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月2日(金)17時40分配信

 イタリア中部で8月24日に起きた地震で壊滅的な被害を受けたアマトリーチェ地方発祥のパスタ料理「アマトリチャーナ」を食べて被災地支援の義援金を贈る活動が、静岡県内のイタリア料理店でも広がっている。

 浜松市東区半田山の「インコントロ」は、コース料理で選ぶパスタの中でアマトリチャーナを食べた際に、客と店が100円ずつ計200円を寄付する。オーナーシェフの木村友則さん(40)は熊本市出身で、熊本地震では実家の両親が避難生活を送った。故郷が支援を受けたことから「自分ができる恩返しを」と28日から支援活動に乗り出した。

 静岡市葵区鷹匠の「オステリア ティアロカ」は26日から、1皿1450円の同料理が注文された場合、店が500円を寄付している。昼時は800円のランチメニューも用意しているが、「支援になれば」と同料理を頼む客も多いという。

 両店とも義援金はイタリア大使館が開設した口座を通じて被災地に贈る予定。

 支援の輪の広がりは、イタリア人のフードブロガーがフェイスブックで、同料理を頼んだ際に店と客が計2ユーロ(約230円)を寄付する活動を呼び掛けたのがきっかけ。世界中のイタリア料理店などが協力している。

 全国のイタリア料理人らでつくる「日本イタリア料理協会」(東京都)によると、協会所属の料理人も客層や地域の実情に合わせながら被災地支援に取り組んでいるという。



 <メモ>アマトリチャーナ 日本イタリア料理協会によると、アマトリチャーナはイタリア・アマトリーチェ地方発祥で、トマトソースに豚頰肉の塩漬けと羊のチーズを使ったパスタ料理。家庭的な味付けで、同国で親しまれてきた。

静岡新聞社

最終更新:9月2日(金)17時40分

@S[アットエス] by 静岡新聞