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広島40度目の逆転勝ち!鉄壁リリーフ陣の「全員力」

東スポWeb 9月2日(金)16時33分配信

 どうにも止まらない。首位・広島が1日、DeNA戦(マツダ)に6―5でサヨナラ勝ち。延長10回一死満塁から丸佳浩外野手(27)が中前適時打を放って試合を決め、劇的なエンディングでマジックを「9」とした。4点差を一気に追いつくなど17安打の猛攻を見せた打線の奮闘もさることながら、光ったのはブルペン陣の力投。「全員力」で守り抜いた。

 その瞬間、球場全体が割れんばかりの大歓声に包まれた。延長10回、一死満塁で丸が打球を中前へはじき返し、見事なサヨナラ勝利で4時間20分の死闘を制した。チームメートたちから水をかけられ、手荒な祝福を受けたヒーローはお立ち台で「ランナーをかえすだけだったので食らいついていこうと思っていたんですけど、ああいう形になって本当によかった。最高です」と満面の笑みで振り返った。

 完全な劣勢モードだった。先発の九里が1点リードの5回途中で味方の失策も絡む形で崩れ、2番手・一岡も踏ん張れず、このイニングだけで5失点。だが、すぐさま5回裏に菊池の13号ソロ、エルドレッドの19号2ランなどで一挙4点を奪い、追いついた。4点ビハインドをものともしないチームの執念が、今季40度目となる逆転勝ちへつながった。

 緒方監督は「打線が後半しぶとく、最後まで諦めずに攻撃した。後ろの投手もしっかりと相手の流れを止めるという、点をやらないというピッチングをやってくれた。こういう姿が今年の勝ち方、戦い方になっていると思う」とナインをたたえた。

 指揮官の言葉通り、リリーフ陣の快投も素晴らしかった。5―5となった6回以降は一軍再昇格したばかりのドラ1ルーキー・岡田、3年目右腕・大瀬良、守護神・中崎の継投で強力DeNA打線を無得点に抑えた。リーグ1位のチーム防御率3・34(1日現在)を生み出す大きな役割を果たしている鉄壁のカープブルペン陣。その支えとなっているのが「全員力」だ。今年のシーズン中、誰からともなく始まった“儀式”で試合開始直前のブルペン内などで、中継ぎ投手陣たちが時折「全員力で!」という掛け声とともに手を合わせあっている。

「いつどのような時でも全員でチームのために黙々と力一杯戦う。それが『全員力』です。今年の中継ぎ陣はチーム事情で配置転換になったり、あるいは連投、回またぎが続いたりしても誰一人弱音を吐かないのは、この気持ちがあるからです」と関係者は打ち明けた。

 中継ぎ陣の魂が打線にも乗り移り、まさに「全員力」で球団新となるシーズン76勝目を挙げた広島。貯金は1984年以来32年ぶりの「30」に到達。このまま、25年ぶりのリーグVを手中に収めそうだ。

最終更新:9月2日(金)17時17分

東スポWeb

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