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サムスン電子、ギャラクシーノート7のリコール検討=関係者

ロイター 9月2日(金)11時56分配信

[ソウル 2日 ロイター] - サムスン電子<005930.KS>は、新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」のリコール(回収・無償修理)を検討している。事情に詳しい匿名の関係者が2日ロイターに語った。ギャラクシーノート7は、電池の不具合による発火が報じられている。

この関係者によると、リコールのスケジュールや対象となる台数など具体的なことはまだ決まっていない。

サムスン電子はリコール計画についてコメントを拒否している。

アナリストは、ノート7の問題はすぐに解決されると予想しているが、問題が長引けばサムスンのモバイル部門の回復に水を差す可能性があるとみている。サムスンは最近、発売した新製品が軒並み成功を収め、市場シェアの低下に歯止めがかかっている。サムスンは、この勢いを維持するためにノート7に大きな期待をかけている。

<発売延期の報道も>

また、聯合ニュースによると、同社は英仏など欧州主要国でギャラクシーノート7の発売を延期。米国への出荷も停止したもよう。情報源は明らかにしていない。

サムスンはロイターに送付した声明で「徹底した検査」を行っており、できる限り早急に検査結果を公表すると述べた。

クレディ・スイスは、リコールもしくは大規模な出荷遅れなら、2016年の営業利益予想(30兆2000億ウォン)が1兆5000億ウォン(13億4000万ドル)下振れる可能性があるとしている。

サムスン電子のモバイル部門は、サムスン電子全体の今年1─6月期の営業利益(14兆8000億ウォン)のおよそ54%に当たる。

*内容を追加します。

最終更新:9月2日(金)13時57分

ロイター