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【新潟記念】遅れてきた大物アデイインザライフの武器は「ラップ不問の瞬発力」

東スポWeb 9月2日(金)21時32分配信

【新潟記念(日曜=4日、新潟芝外2000メートル)新バージョンアップ作戦】今年のサマー2000シリーズは大混戦。決着は最終戦のGIII新潟記念まで持ち越された。優勝の可能性を残す各陣営はメイチ勝負の様相だが、新VU作戦はあえてシリーズに関係のないアデイインザライフに◎。遅れてきた大物の重賞初制覇を予言した。

 今夏の新潟開催の掉尾を飾る新潟記念の平均上がり3ハロン(過去10年)は34秒45。本来ならば高速決着に強いタイプをピックアップするのがセオリーも、今開催の芝外回り10ハロンでレース上がり33秒台突入は5日目の500万下・糸魚川特別のみ。5ハロン通過60秒切りの2鞍はいずれも35秒台と上がりを要した。

 マイネルミラノにメイショウナルト、エーシンマックス。前がかりタイプがズラリのメンバー構成なら、前半はある程度流れる可能性が大。例年通りの高速決着だけでなく、ある程度上がりのかかるケースも視野に入れて狙い馬を絞りたい。

 白羽の矢を立てたのがアデイインザライフ。GIII京成杯=3着、GII=弥生賞3着と実績はすでに折り紙付きだが、それ以上に評価できるのはその適応能力の高さ。別表は500万下→1000万下連勝を決めた3歳秋の東京9ハロン戦2鞍を比較したもの。Vタイムは500万下=1分46秒0、1000万下=1分48秒3。時計2つ分も違う決着なら当然、展開は全く異なる。

 前者は3ハロンごとのレースラップ3分割で35秒5→35秒9→34秒6と一貫型のラップ構成。後者は36秒8→37秒8→33秒7で実質上がり3ハロンだけの瞬発力勝負。中間3ハロンで2秒近い開きがありながらも、自身上がりはともに33秒台。大きなペース差に惑わされることなく最速上がりを叩き出した。このラップ不問の瞬発力こそがアデイインザライフ最大の魅力。どんなペースで流れるかはゲートオープンまで誰にも分からない。水物的な要素を鑑みても信頼に値する存在と断言できる根拠がこれだ。

 ちなみに、1000万下V時のレースのラスト2ハロンは10秒7→11秒1。5ハロン通過62秒1の緩ペースとはいえ、東京芝9ハロン以上でラスト2ハロン21秒8の高速ラップはほとんどお目にかかれず、このレースを含めてラスト2ハロン21秒8以内は過去に6鞍しかないレアケース。大半は緩ペースを利した前残りに終わっているが、その難局を見事に乗り切って後方一気を決めたのがアデイインザライフとフサイチランハート(3戦目の500万下・芝10ハロン)。後者はのちにGIIアメリカJCCを制した。

 重賞級の瞬発力に、上がり順位が1→1→1→1→3→1→1の左回り。記念すべき初タイトル奪取の日はすぐそこまで近づいている。

最終更新:9月2日(金)21時36分

東スポWeb

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